「イクメン」を褒められても…減った給料、消えない後ろめたさ

平成家族

週末、妻の負担を減らそうと子どもを連れて公園で遊ぶ父親(写真はいずれもイメージです)=東京都中央区

 「父親も育児に参加を」。平成に入り、育児を率先する「イクメン」は称賛される時代になりました。でも、そうした世間に冷めた目を向けるイクメンもいます。定時退社になったことで減った給料。同僚への後ろめたさ。会社の仕組みや職場の意識とのギャップに悩むことも。自分で決めた選択でも「男は仕事」という考えからの転換にもがいています。(朝日新聞記者・中井なつみ)

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