AV強要「未成年の被害者」 やめた後も毎日検索 「身バレ」の恐怖

高野 真吾

AV出演強要被害を証言した女性。同世代の女性には「やりたくないなら、誰かに相談を」と呼びかけた

 AV出演強要問題で被害者を悩ませるものの一つが、家族や彼氏、友人らに知られる「身バレ」への恐怖だ。事務所に連れ込まれた後、意に沿わない「デビュー告知」によって出演に追い込まれた未成年の女性は、定期的にネット検索をしている。女優名を打ち込み、作品の告知や宣伝がどうなっているのかをチェックする。自身の被害を踏まえ、女性は「やりたくないなら、誰かに相談を」と呼びかける。(朝日新聞記者・高野真吾)

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