電通過労死、サボれなかった優秀で熱い社員たち…元役員が明かした闇
電通の違法残業事件で、電通元常務執行役員の藤原治氏は「最後になる」と実名でのインタビューに応じました。取材の中で藤原氏は「報道の異常さ」に言及しました。一方、労働基準法の限界に対する問題提起には一定の説得力もありました。元役員”最後の独白”と電通の現役社員、そして過労自殺をした高橋まつりさんの遺族への取材から、私たちの「働き方改革」に必要なことを考えます。(朝日新聞記者・高野真吾)