「投げ銭の最高額は78万円」 伝説の大道芸人、ギリヤーク尼ヶ崎

「警察には78回くらいお世話に」「投げ銭の最高額は78万円」。街頭に立ち続けて半世紀近く。伝説の大道芸人ギリヤーク尼ケ崎が、総計8時間に及ぶロングインタビューで明かした芸への思い。

神庭 亮介

鎮魂の舞を披露するギリヤーク尼ケ崎さん=2015年、兵庫県尼崎市

 半世紀近く街頭で踊り、観客からの投げ銭を頼りに暮らしてきたというギリヤーク尼ケ崎さん。パーキンソン病や脊柱管狭窄症の症状と闘いながら、80歳を超えるいまも街頭に立ち続けています。被災地やテロ現場で「祈りの踊り」を舞う一方で、「投げ銭を数えるのが楽しみ」と言ってはばからない一面も。聖と俗をあわせ持つ、伝説の大道芸人の素顔に迫りました。

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