出世するまで裸足・門限10時半…若手行司って超厳しい世界だった

取組を裁く式守輝乃典(左)

 出世するまで裸足、一人暮らしも禁止、門限は10時半……。厳しい上下関係の中で鍛錬を積む大相撲の行司さん。土俵の上のどんな際どい勝負でも、必ず軍配を上げなければいけません。白黒つけられることばかりじゃないこの世の中。定員45人という狭き門である行司の世界に飛び込んで9年の式守輝乃典さん(27)に、「裁く」仕事の厳しさを聞いてみました。(朝日新聞スポーツ部・鈴木健輔)

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