津波「その時」何を検索? 福島沖地震のデータで見えた“心理”

福島沖地震が起きた11月22日午前9時過ぎ、東日本大震災の碑の前で、心配そうに海を見つめる避難者=気仙沼市本吉町

 東日本大震災を経験した被災地では、実際に津波警報が出された時、どのような行動を取ったのか。11月22日の福島沖地震後、宮城県内で検索された語句をインターネット検索大手ヤフーが分析したところ、津波注意報と津波警報とで検索内容に大きな違いが出ていた。4月の熊本地震や、12月28日の茨城での震度6弱など、大地震の多かった2016年。「今後の警報のあり方に大いに参考になる」と専門家が注目する「その時」の動きを振り返る。(KHB東日本放送・佐藤岳史)

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