パリのテロ ヘミングウェイ「移動祝祭日」がベストセラーに

パリのテロ後、1920年代のパリを綴ったヘミングウェイの「移動祝祭日」がベストセラーに。きっかけはある「おばあちゃん」のインタビューでした。

梅本響子

フランス国旗の色にライトアップされたエッフェル塔=16日午後、パリ、金川雄策撮影

 11月13日にフランス・パリで起きた、同時多発テロ。多くの人の命を奪ったこの事件のあと、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイがパリで過ごした青春時代を綴った本「移動祝祭日」がベストセラーになっています。フランス語版タイトルの“Paris est une fête”は、ツイッターのハッシュタグとして使われ、テロ現場にこの本と花を供えた写真をアップする人もいます。きっかけは、ある「おばあちゃん」のインタビューでした。

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