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コラム

「スーパー親」なんてあり得ない 〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く

漫画家・吉谷光平さんが、育児について描きました。

漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん

 ニュースを見るたびに感じる「親になるのって大変なんだ」という思い……。ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが、育児について描きました。

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漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
 5人目の子どもとなる次男が生まれ、芸能界の仕事を全て休む「育休」を6月から1カ月間取ったタレント・つるの剛士さん。
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
 育休を取ったのは、4番目の子どもとなる3女が0歳の時に続いて2回目。当時はイクメンという言葉がまだ広がっておらず、仕事も忙しい時期でした。「絶対反対される」と思い、事務所に相談せずに「ベスト・ファーザー賞」の授賞式で育休を取ると宣言しました。
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
 朝日新聞に先日掲載された連載「キミとどたばた」で、育児についてこう答えています。「育児書とか、全然読まないですね。僕の育児マニュアルはうちの両親です。普通の親だけど、僕を含めて4人も育ててくれたので」
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
 つるのさんの両親は「完全な放任主義」だったそうですが、ことあるごとに「父ちゃんと母ちゃんの子どもだからお前は大丈夫だ」と言われて育ったそうです。「絵本を何冊読むとか、それが出来なくて反省、とかも全くありません。子育て中の人たちはみんな、肩に力が入りすぎだと思う。全てを完璧にこなす『スーパー親』なんてあり得ない。自分の両親だって尊敬はしているけど、完璧だとは思っていないですしね」
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん
漫画「スーパー親」の一場面=作・吉谷光平さん

 【よしたに・こうへい】 26歳の漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。現在は月刊ヤングマガジンで「ナナメにナナミちゃん」を連載中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

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