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ムーミンだけじゃない、トーベの魅力 「厳しい現実にも遊び心を」
「トーベとムーミン展」監修 キュレーターのヘリ・ハルニさん

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「トーベとムーミン展」監修 キュレーターのヘリ・ハルニさん
フィンランド、と聞いたら、かの国で生まれた人気キャラクター「ムーミン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。作者のトーベ・ヤンソン(1914-2001)は長らく、「ムーミンの生みの親」という側面から語られてきました。しかし近年、その枠にとどまらない多彩な芸術家として再評価されています。きっかけは、2024年から2025年にかけてフィンランドで催された展覧会。いったいどうして? 担当したヘルシンキ市立美術館(HAM)キュレーターのヘリ・ハルニさんに聞きました。(聞き手/構成:メディア事業本部文化事業1部・黒瀬久恵)
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