話題
「母の日」プレゼントも感謝の言葉もなかった…期待してないつもりが
自分の身を振り返っての反省もありました

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自分の身を振り返っての反省もありました
毎年5月の第2日曜日は母の日。6月の第3日曜日は父の日です。朝日新聞ポッドキャスト「親のモヤモヤ(親モヤ)」には、母の日にプレゼントも感謝の言葉もなかったリスナーさんからおたよりが届きました。親への感謝、子どもからの感謝、みなさんはどう思いますか?
ことしは母の日も父の日も終わりましたが、この記念日は毎年やってきます。
「親モヤ」には、50代のリスナーさんから「母の日」に関するモヤモヤが届きました。
当たり前に感じてしまったり、気恥ずかしかったり、親へ感謝の気持ちをあらためて伝える機会は、普段あまりないかもしれません。
そう思うと、母の日や父の日は感謝を伝えやすい日でもあります。
番組ではリスナーさんのおたよりをもとに、母の日や父の日について朝日新聞の3人の記者が語り合いました。
番組では、リモートワークで仕事は回るのに、出社を求められる件についても話しています。
※2025年5月21日に収録しました
6歳と4歳の息子を育てる筆者は、母の日に「ありがとう」と言われたり、何かをプレゼントされたりという経験がありません。
子どもたちが通う保育園では、さまざまな家庭環境を考慮してか母の日や父の日をテーマにした図画工作などはないようです。私の時代にあった〝似顔絵〟もありません。
まだ子どもは小さいし、「感謝の気持ち」と言ってもよくわかっていないだろうなと思っているので、プレゼントは期待していませんでした。
でも、子どもが大きくなっていくと「見返りなど期待していないつもりでも、やはり寂しい」という感情になる気がします。
番組で「夫からコーヒーをもらった」と紹介すると、出演している2人の男性記者からは「妻は母じゃありません」と想定外のコメントが……。
(え! 家庭内では「母親」の存在である「妻」へプレゼントでいいではないですか……!?)
驚きを隠せませんでしたが、プレゼントをもらって嫌な気はしませんよ。
親子も夫婦も「母の日」「父の日」をひとつのコミュニケーションツールと思えばいいのかなと向き合い方を考えました。
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