ネットの話題
一見するとゾウ、でも8種の動物が隠れてた 安佐動物公園ロゴが話題
12年前から使われているという園のロゴマークについて取材しました

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12年前から使われているという園のロゴマークについて取材しました
「この象の中に8種の動物たちが隠れてるって知ってました?」。広島市安佐動物公園のそんなSNS投稿が先日、注目を集めました。12年前から使われているという園のロゴマークについて取材しました。
4月21日、広島市安佐動物公園のX(旧ツイッター)アカウントが、こんな投稿をしました。
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本日は当アカウントのアイコンにもなっている園のロゴマークについてご紹介します!
このロゴマークは平成25年より使用していますが、この象の中に8種の動物たちが隠れてるって知ってました?ぜひ見つけてみてくださいね。
園内ではロゴマーク缶バッジも販売中!
本日は当アカウントのアイコンにもなっている園のロゴマークについてご紹介します!
— 広島市安佐動物公園【公式】 (@asa_zoo) April 21, 2025
このロゴマークは平成25年より使用していますが、この象の中に8種の動物たちが隠れてるって知ってました?ぜひ見つけてみてくださいね。
園内ではロゴマーク缶バッジも販売中!#asazoo #zoo #安佐動物公園 pic.twitter.com/aqgYQ3j6xm
添付された1枚目の画像には、一見するとゾウをモチーフにしたように見えるロゴマークがあります。
2枚目の画像には、隠れている動物の説明がされており、目がオオサンショウウオになっていたり、耳のあたりにワシがいたり。
隠れている動物は「ワシ」「オオサンショウウオ」「ツキノワグマ」「タンチョウ」「魚」「レッサーパンダ」「ミーアキャット」「カメ」の8種でした。
この投稿に対して、「素晴らしいロゴマーク」「タンチョウはマジで気づかんかった」といったコメントが寄せられ、いいねは1万6千を超えています。
「他アカウントで投稿されたポストが話題になっており、当園にもいくつか問い合わせが来ていたため、ロゴに隠れた動物について改めて周知する目的で投稿いたしました」
そう話すのは、管理課企画広報係の技師・梅田拓也さんです。
もともとアフリカゾウをモチーフにしたロゴがあったそうですが、より市民に親しまれるロゴを制作すべく、共同研究として広島市立大学に制作を依頼。
そうして、動物が隠れたロゴマークが誕生し、12年前から使用しているそうです。
全9種類の動物が描かれていますが、この中で唯一「ワシ」だけは飼育していないそうです。
ゾウに関しては、国内で唯一マルミミゾウを飼育していて、雌のメイが現在妊娠中。
出産予定日は8月~10月で「ぜひ実際に見に来ていただき、メイの現在の様子やこれからを見守っていただければ」と梅田さん。
投稿が話題になったことについては、こう話します。
「ここまで多くの方に関心を持っていただけるとは、予想しておりませんでした。当園のロゴへ関心を持っていただき、大変うれしく思っております」
ゴールデンウィーク中は、アヌビスヒヒのお食事タイムや、テンジクネズミとのふれあいなどのイベントも予定しているそうです。
「西日本最大級の広さを誇る当園では、人混みの多いGWでもゆったりと動物を見て楽しんでいただけるとかと思います」(梅田さん)
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