ネットの話題
ペプシ「原液」発売? 濃さも炭酸も自分好みに、オススメの飲み方は
販売元のサントリー食品インターナショナルを取材しました

ネットの話題
販売元のサントリー食品インターナショナルを取材しました
家庭用では日本初となる「ペプシコーラ」の濃縮タイプが18日に発売されました。自分好みの味わいに調整して飲むだけでなく、アイスにかけたり、マヨネーズやケチャップに混ぜてディップソースにしたりといった使い方もできるそうです。販売元のサントリー食品インターナショナルを取材しました。
18日に全国販売が始まった濃縮タイプ飲料「おうちドリンクバー ペプシコーラ」。
「おうちドリンクバー」シリーズは、作りたてのおいしさや楽しさを、自宅でも手軽に体験できる商品です。
すでに発売されている「POPメロンソーダ」「C.C.Lemon」「デカビタC」のラインナップに、新たにペプシコーラが加わったかたちです。
ペプシコーラの追加に合わせて、既存商品のパッケージもリニューアル。
「原液」という言葉をパッケージに使い、濃縮タイプの商品であることがわかりやすいようにしたそうです。
「既存ファンも多い『ペプシコーラ』をシリーズに加えることで、ますますお客様の体験価値が上がり、ひいてはユーザー拡大にもつながるのではないかと考えました」
そう話すのは、サントリー食品インターナショナルのブランドマーケティング本部・宮内優洋さんです。
ペプシコ社と一緒に商品開発を進め、満を持して発売した新商品。
ペプシコーラの原液そのものではなく、オリジナルレシピで商品化したものだといいます。
「ロングセラーブランドを生かしながらも、微妙にレシピは変えており、気分やシーンに合わせて割り方や濃さが異なる中で、『濃い』『薄い』といった差があっても、完成品として売られている炭酸飲料の味の幅に収まるよう、半年以上かけてレシピを作りました」
最大の特徴は、味わいや炭酸の濃さを自分好みに調整できる点。
すでに購入者から「炭酸が苦手で今まで飲めなかったが、初めて味わいを楽しむことができた」といった反響が寄せられているそうです。
おうちドリンクバーと炭酸水を1:4で割ることで、ペプシコーラが完成しますが、こんなアレンジもあるそうです。
「バニラアイスにかけて新感覚スイーツを味わったり、マヨネーズやケチャップ、サワークリームなどに合わせてソースを作ってポテトフライや野菜スティックなどをディップしたり。リンゴやザクロといった果実酢で割るのもオススメです」
社内で色々なアレンジレシピを試した結果、少し酸味のあるものとの相性が良いことがわかったといいます。
「すでに完成された炭酸飲料が売られている中で、飲むまでにひと手間かかる商品にお客様は価値を見いだしてくれるのか?」
シリーズ発売前は、社内からそんな意見も出ていたそうですが、2024年は数量ベースで想定の約2倍の販売水準となっており、ロングセラーブランドの「原液」として認知されているようです。
「ぜひ色々なおうちドリンクバーを試していただき、ますます自分好みに炭酸飲料をお楽しみいただけたらと思います」
1/5枚