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ネットの話題

放映終了の新宿のアルタビジョン 「45年間ありがとう」の動画が話題

アルタビジョンとクロス新宿ビジョンで2月末まで放映されるシンクロ動画
アルタビジョンとクロス新宿ビジョンで2月末まで放映されるシンクロ動画 出典: クロススペース

目次

2月末に放映を終了する新宿東口の「アルタビジョン」。放映の終了日まで、隣接するクロス新宿ビジョンとアルタビジョンで放映されている特別な動画がSNSで話題になりました。その動画とは?取材しました。

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「お疲れ様」「寂しい」とのコメントも

先日、SNSで話題になったのは、東京の新宿駅東口にある大型の街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」の投稿です。

投稿には、「45年間、新宿の象徴として街を彩ってきてくれた『アルタビジョン』が、2月末でその歴史に幕を下ろします。クロス新宿ビジョン でも、『アルタありがとう』の想いを込めた特別動画を、本日より放映開始」との文言が書かれています。

アルタビジョンは45年間、大型街頭ビジョンの筆頭として新宿をにぎわせてきました。

投稿にも、2月末にアルタビジョンがなくなることについて、「お疲れ様 ありがとう」「来週見納めに行きます」「いいともでほぼ毎日観てたので、なんかさみしい」といったコメントも付いていました。

2月末までクロス新宿ビジョンとの新動画

クロス新宿ビジョンの担当者に聞きました。

もともと、隣接するクロス新宿ビジョンでは、3Dの巨大猫の映像が日々放映されていて、以前から巨大猫が両方のビジョンに登場するシンクロ動画を放映していたそうです。

今回、2月末に新宿アルタの閉館と共に、隣接する「アルタビジョン」も放映を終了することになったのを受けて、新しいシンクロ動画をつくり、2月末のアルタビジョン終了日まで放映することにしたそうです。

クロス新宿ビジョンでは、3Dの巨大猫の映像が日々放映されている
クロス新宿ビジョンでは、3Dの巨大猫の映像が日々放映されている 出典: クロススペース提供

クロス新宿ビジョンの担当者は「アルタビジョンが幕を下ろすのは寂しいですが、大型街頭ビジョンの先駆者として新宿の街を見守り続けてくれたことに、心からの感謝を伝えたいです。本当にお疲れ様でした。そして、45年間ありがとうございました」とアルタビジョンへのメッセージを寄せてくれました。

毎時10回 東口広場から見られる

新しいシンクロ動画は、クロス新宿ビジョンの壁に穴が突然出現するというところから始まります。猫が穴に顔を入れると、シンクロしたアルタビジョンから猫の顔が現れます。

その後、穴から顔を戻すと、穴にはシャッターが下りてきてしまいます。猫はシャッターに体をこすりつけ寂しそうにする、という内容です。

動画では猫はシャッターに体をこすりつけ寂しそうにしている
動画では猫はシャッターに体をこすりつけ寂しそうにしている 出典: クロススペース

このシンクロ動画は毎時10回放送します(7分30秒、10分45秒、19分30秒、25分、28分45秒、37分30秒、40分45秒、49分30秒、55分)。二つのビジョンの道路を挟んだ新宿駅東口広場から見ると、シンクロした動画を楽しむことができます。

担当者は「45年間、新宿の象徴として親しまれてきたアルタビジョンへの感謝の気持ちを、塞がれた穴に猫がスリスリする姿を通して、街のみなさんと共有したいと思います。新宿という街の歴史や温かさを感じていただけたらうれしいです」と話しています。

また、2026年には、クロス新宿ビジョンと並ぶ縦型の新ビジョン「クロス新宿ビジョン2(仮称)」もできる予定だそう。2つの大型ビジョンを連動させて、新宿駅前の新しいランドマークを目指すといいます。

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