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「頭いい!」クリスマスケーキ〝ミニ〟でお試し セコマに6万いいね

セイコーマートで発売されたミニサイズの「お試し版」クリスマスケーキ
セイコーマートで発売されたミニサイズの「お試し版」クリスマスケーキ 出典: セイコーマート全部行く(@ILOVESeicomart)さんのX投稿

目次

年に1度のクリスマスケーキ。せっかくならおいしいものを選びたいけど、「味見して決める」のが難しい。そんな中、北海道を中心に展開するコンビニチェーン「セイコーマート」(セコマ)が長年取り組んでいる〝風物詩〟がSNSで話題になりました。

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「広がってほしい」

Xで話題になったのは、「セイコーマート全部行く(@ILOVESeicomart)」さんの投稿です。

セコマとは「まったく無関係の、ただただ1年半で700店舗ほど巡っただけの、いち消費者」という筋金入りの「セコマユーザー」で、10月14日の投稿では、この季節に注目している商品を紹介しました。

《セイコーマートのここがすごい!
年に一度のクリスマスケーキ。何個も買うものではないし、失敗できない。なのでセイコーマートでは一足先にお試し版のミニサイズを販売。おいしいケーキを選んで予約できる。満足感アップにも繋がるし販促にもなる。秋から冬にかけて、北海道の風物詩。きょう発売。》

この投稿には、「頭いい!」「これはすばらしいシステム」「お節も含めて広がってほしい!」などコメントが寄せられ、6.2万のいいねがつきました。

10年以上前から展開

セコマによると「クリスマスケーキのお試しミニサイズ」は、10年以上前から展開しているとのこと。

「もっとセイコーマートのクリスマスケーキを気軽に知ってもらいたい」「でも全てのお客様に試食してもらう機会を作るのは難しい」「買いやすい価格でまず味を知ってもらおう」と考え、ミニサイズの商品化をしたそうです。

さらにコロナ禍で店頭での試食が提供できなくなった際に、ミニケーキのラインナップを増やしていったと言います。

今年も北海道地区では10月からチョコレートケーキやモンブラン、バタークリームデコレーションなど6種類の「お試しミニサイズ」を続々と発売。関東でも異なる時期で発売したそうです。

「セイコーマートのケーキに使用してるクリームの多くは北海道産生クリームです。酪農王国北海道ならではの味わいが特徴です」というこだわりのクリスマスケーキは、今年は北海道地区で24種類、関東地区で19種類を販売する予定で、予約を受け付けているそうです。

利用者が見たセコマの「すごさ」

北海道を中心に展開する約1200店舗をすべて訪問することを目標に掲げている「セイコーマート全部行く」さん。

その理由は「大手3社による寡占化が進むコンビニエンスストア業界で、全国ではなく、北海道を中心に展開し、業界内で独自の地位を築き、大手には真似できないセコマグループのビジネスモデルに関心を持った」ことだそうです。

札幌市在住で「セイコーマートを巡るなかで北海道の魅力や課題も見えてくるのではないかとも思っています」と、通勤途中や休みの日に店舗を訪問しているそうです。

セコマの「すごさ」とは何でしょうか。

すでに半数以上の店舗を訪問した「セイコーマート全部行く」さんによると、「軽々には語れないのですが、広い北海道の隅々まで店舗網(物流網)が張り巡らされているのは本当にすごいことだと思います。自分で運転してまわってみて実感しました」と言います。

「まわりに商店がない場所にもセイコーマートだけはある」と驚いたそうです。

「ほかの業種でも北海道でこれだけ店舗数が多いものは少ないんじゃないでしょうか。田舎の町や村、離島でも、札幌とほぼ同等のサービスが受けられるというのもすごいと思います」と指摘します。

そんな「セイコーマート全部行く」さん。今年のクリスマスは「友人などと一緒に大勢で、(セコマのケーキ)全部(全種類)食べたい」と考えているそうです。

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