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タイ人直伝!「プラ容器からお皿に料理を移す方法」が目からうろこ

刺盛りにも使えそうです

プラ容器に盛りつけられた料理。「どうやって皿に移そう…」と困った時に使える裏ワザです
プラ容器に盛りつけられた料理。「どうやって皿に移そう…」と困った時に使える裏ワザです 出典: はるぴん_BKK(@Harup223)さんがXで投稿した動画

目次

プラ容器にきれいに盛りつけられた料理をテイクアウトやデリバリーした時、崩さずお皿に移す方法、知っていますか? 知っておくと便利な裏ワザを、タイ人から教えてもらったという投稿が話題です。投稿者に話を聞きました。

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「これは革命か!?」

話題になったのは、タイ在住のはるぴん_BKK(@Harup223)さんが、X(旧ツイッター)で投稿した動画です。


《実は私先日初めて知って目鱗だったので、同じく知らなかった方に共有》

映っているのは、ご飯の上に、炒め物と目玉焼きがトッピングされ、透明のプラ容器に入れられた〝タイ飯〟。

がぱっと皿の上にひっくり返すと、ぐちゃぐちゃになってしまうし、このままレンチンすると容器が溶けそう…。

その解決方法が、動画で披露されます。それはこんな手順。

(1)プラ容器に入れたまま、ふたを抑えて、タイ飯をひっくり返す
(2)プラ容器を開ける(ふた側にタイ飯がひっくり返って乗っている状態)
(3)ひっくり返した皿を、(2)の上にかぶせる
(4)プラ容器と皿をひっくり返して完成!

見事、料理はきれいなまま皿に!

この投稿には「これは革命か!?」「言われれば確かに!と思うけど気づくのすごい」「また天才がうまれてしまった~」「日本のスーパーのお刺身とかお総菜にも使える技ですね!」などと国内外からコメントが寄せられ、420万超表示されました。

どや顔で教えてくれたタイ人

投稿したはるぴんさんに、話を聞きました。タイに移住して来年で30年になる、大のタイ通。現在は、バンコクで日系企業の管理マネージャーをしながら、タイでの日常をXに投稿しています。

「タイ飯をお皿から移す方法」を教えてくれたのは、同居しているタイ人パートナー(通称・ロンゲ)だったそうです。

「私は筋金入りのツイッタラーで、自宅でもデリバリーはきれいにお皿に盛って写真に撮ってから食べるのがルーティーン。それを日々見ていたロンゲが、どや顔で教えてくれたのがあのやり方です」

「これはすごい! やるじゃん!」とはるぴんさんが絶賛したところ、気を良くしたパートナーが「撮ってあげようか?」と申し出てきて、撮影したのが投稿した動画だったそうです。

動画のおいしそうなタイ飯は、パットプリックケーンムー(ผัดพริกแกงหมู)という豚のカレーペースト炒め。

「コブミカンの葉のアクセントが効いていて美味しいですよ。ちなみに50バーツ(220円位)。こんなに拡散されるならもっと高そうなフードで撮れば良かった」と笑うはるぴんさん。

バンコク市内で庶民に愛される屋台が並ぶ「ナンリンチー通り」
バンコク市内で庶民に愛される屋台が並ぶ「ナンリンチー通り」 出典: はるぴん_BKK(@Harup223)さんのX

タイのネットニュースも注目

この方法、タイでは常識なのでしょうか?

そもそもタイでは外食文化が根づいていますが、コロナ禍でさらに進化。外出制限が大変厳しかったため、高級店から屋台まで、ほとんどの店がデリバリー対応になったそうです。

「タイではデリバリーが日本よりもっと深く生活に浸透していて、1日3食をアプリでポチれるほど。私もほぼ自炊なしです」

食事しか楽しみがなかったコロナ禍に、はるぴんさんは、デリバリーでもレストランで食べるようにお皿に移して「楽しむ」ようになったそうです。

しかし、今回の投稿にはタイ人から「知ってたけどめんどくさーいw」「タイ人は箱で食べるよね面倒だもんw」などのコメントが多くついたそうです。

タイでもそこまで一般的ではなかったようで、この投稿は、タイのネットニュースに取り上げられ、「日本の女性がご飯をプラ容器からお皿に移す簡単なトリックをシェアしてくれました! テーブルが汚れるのを恐れずにキレイに美味しく♪」と紹介されたそうです。

節約モードの屋台飯。エビのカレーペースト炒め「今日の夕ご飯は〆て320円なり~」
節約モードの屋台飯。エビのカレーペースト炒め「今日の夕ご飯は〆て320円なり~」 出典: はるぴん_BKK(@Harup223)さんのX

「円安で厳しいけどローカルフードはまだ安い!」

もともと屋台の料理は紙で包んだりポリ袋に入れたりしてテイクアウトしてきたタイの人々。「昔のタイではあの技は必要なかったんですよね」とはるぴんさん。

その後、白い発泡スチロールタイプの容器が主流となりましたが、それも簡単にお皿に滑らせて移すことができました。

屋台でおなじみの、紙で包んだりポリ袋に入れたりしてテイクアウトするスタイル
屋台でおなじみの、紙で包んだりポリ袋に入れたりしてテイクアウトするスタイル 出典: はるぴん_BKK(@Harup223)さんのX

最近普及している透明のプラ容器はお皿に移すのが難しく、はるぴんさんも諦めて、容器からそのまま食べていたそうです。今回の技は食事に〝革命〟を起こしそうです。

おいしそうなタイ飯を中心に、日々、魅力的な投稿をしているはるぴんさん。タイ暮らしの醍醐味を聞いたところ、こんな答えがありました。

「タイ人と一緒に働いていたらそれはもう腹立つこともイライラすることも多いですが、今回のバズりで感じたのは、やっぱりタイ人はベースが陽気&ポジティブ」

「円安の影響か、バンコク及びタイの観光地は日本人観光客が激減しておりますが、日本の生活でお疲れの皆さんにはぜひ、タイの空気や人に触れて癒されに来て頂きたいです」と話します。

「タイ飯は美味しい! 円安で厳しいけどローカルフードはまだ安い! 市場ぶらぶらも楽しい! 是非タイに来てガパオとカオマンガイ以外のタイご飯もトライしてみて下さい!」

バンコク市内、冷たいスイカシェイクは絶品
バンコク市内、冷たいスイカシェイクは絶品 出典: はるぴん_BKK(@Harup223)さんのX

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