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ネットの話題

結婚式でもらったご祝儀袋、「水引」ブーケが話題「縁起よさそう!」

もっと早く知っていたら作りたかったという声も…

ご祝儀袋の「水引」で作られたブーケ=Meるるさん提供
ご祝儀袋の「水引」で作られたブーケ=Meるるさん提供

目次

結婚式でお祝いの気持ちを込めて渡すご祝儀。袋の華やかさを演出する一つが〝水引〟です。相手のことを思って凝ったデザインを選んだり、もらって幸せな気持ちになったりする一方、保存や処分に困るという人もいます。3月中旬、ご祝儀袋の水引を使ってブーケを作ったという投稿がSNSで話題になり、「素敵!」「縁起よさそう!」と反響が寄せられています。

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SNSで見かけた水引アート

話題になったのは、四国地方に住む会社員・Meるるさん(@kkmo0417)の投稿です。

「結婚式からあっという間に5年以上経ってしまったんやけど、大事にしまってた大事な人達がくれたお祝儀袋の水引をやっっっとブーケにしました」というコメントともに、華やかな「水引ブーケ」の画像をポストしました。

投稿には、「思い出の残し方とっても素敵!」「縁起よさそう!」「水引もったいないと思ってた」「知っていたらやりたかった」といったコメントが寄せられ、8万近い「いいね」がついています。

2019年に結婚式を挙げたMeるるさん。それ以前にSNSで水引を使ったアートを見たことがあり、当時から「素敵!私も作りたい!」と思っていたそうです。

夫婦が参列者らからもらったご祝儀袋は100近くありました。

結婚式後、すべて大切に保管していましたが、間もなくして長女(3)を妊娠。産後は育児と家庭、仕事の両立で慌ただしく過ごすなか、時間が取れずそのままになっていたといいます。

昨年、次女を出産し、現在は育休中で少し時間に余裕が出てきたことから、ブーケ作りにとりかかったそうです。

水引ブーケを作るには?

ブーケは、土台となる厚紙やパネルに接着剤を付けた水引を一つ一つ重ねて作りました。

5年以上前にSNSで見た記憶を頼りに制作をはじめましたが、「思っていたより簡単で楽しく作ることができた」そうです。

Meるるさんは「接着剤は瞬間接着剤ではない方がいいと思います。貼り付けたあと少しバランスを見ながら重なりや位置を微調整できるように、固まるまで時間があるものがオススメです」と話します。

額縁に入れるとさらに豪華になるといい、「私はほこりなどからブーケを守るためにガラスの蓋付きの額縁にしましたが、普通の額縁でも立体感が際立ってきれいだと思います」と教えてくれました。

水引で作ったブーケ
水引で作ったブーケ 出典: Meるるさん提供

大切な人たちが選んでくれたからこそ

自身がご祝儀袋を選ぶとき、「みなさんもそうだと思うのですが、私は必ず渡す相手のことを考えます」と話すMeるるさん。

「あの子は紫色が好き」「あの子はいつもニコニコ笑顔だから黄色? いやオレンジかな?」「お家にお花がたくさん飾ってあったし花柄にしよう!」と、一つ一つ選ぶ時間も大切にしているそうです。

だからこそ、「いただいたご祝儀袋も、大事な人たちが私たち夫婦のことを思い浮かべて選んでくれたものだと思うと『どうにかきれいに残したい』という気持ちが強かった」と話します。

制作時間は2時間ほど。水引の美しさや種類の多さに魅せられただけでなく、「『これは私の友人からだな~』と思いをはせるのも楽しかった」そうです。

「長女が『私も作る!』と寄ってきて『これかわいいね~、ちょうだい』と言われることもあってなかなか進みませんでしたが、夫の協力もあり無事完成しました。ご祝儀をいただいた時には夫婦2人だったのが今では2人の娘に恵まれ、家族が増えたことに改めて幸せを感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました」

ブーケのほかにも、長女の初節句の際にご祝儀袋をリメイクした箸入れを作ったそうです。

長女の初節句の際にご祝儀袋をリメイクして作った箸入れ
長女の初節句の際にご祝儀袋をリメイクして作った箸入れ 出典: Meるるさん提供

「幸せな気持ちでいっぱいに」

SNSで多くの反響があったことについて、「『素敵!』『私もやりたい!』という言葉が並んでいて、とてもうれしかったですし、少し泣きそうになりました」と感激しています。

水引ブーケを作りたいという人へ向けては、「色んな想いや思い出が詰まっていますし、見る度にたくさんの方にお祝いしていただいた記憶がよみがえり、幸せな気持ちでいっぱいになります」と話します。

自身に対しても、「あの日の感動や感謝、友人や親族との関係がいつまでも続くことを願って常に初心と感謝を忘れずにいたい」と言い聞かせていました。

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