ネットの話題
〝完璧すぎる〟ネーミング「おなかスクエア」 イメージ刷新で収益増
錦糸町のレストラン街が話題です
「かわいい響き」「最高のネーミング」「完璧すぎる」……。東京・錦糸町に、たびたびSNSで話題になる〝レストラン街〟があります。2016年にリニューアルして以降、売り上げは50%近く伸びているそうです。どのような点が功を奏したのか、担当者に聞きました。
たびたび話題になっているのは、東京・錦糸町駅から徒歩1分の商業施設「楽天地ビル」にあるレストラン街「おなかスクエア」です。
「おなか(が)すく」とレストラン街の形を表す「スクエア」が合わさった名前に、SNSでは「かわいい響き」「最高のネーミング」「完璧すぎる」「錦糸町で最も『良い』とされる施設名」「誰が考えたのか気になります」と称賛されています。
ビルを管理する東京楽天地(東京都墨田区)によると、レストラン街は1986年に「味の街」という名前で開業しました。
30周年を迎えた2016年に名前と内装、テナントをリニューアル。女性や若年層が入りやすい空間を意識して、木目調であたたかく明るいイメージに刷新したそうです。
「おなかスクエア」の名前は、当時不動産経営部に所属していた社員が案を持ち寄って投票で決めたそうです。
現在同部に所属する入社1年目の担当者は、初めて名前を見たとき「キャッチーでおもしろい」と感じたといいます。「レストラン街に名前がついていることが珍しいですし、SNSで取り上げていただく機会も多く、注目される素敵なネーミングだと思います」
別の担当者は、「おなかがすいたときの気持ちに直接刺さり、寄っていこうと思っていただけるネーミング。覚えてもらいやすい名前です」と話します。
リニューアル前の2015年に比べると、2024年1月末時点での店舗全体の売り上げは「50%近く上がっている」と担当者は話します。商品の値上げもあるとはいえ店舗数は「味の街」時代より1店舗少なく、売り上げとしては「大幅な伸び」と評価します。
「おなかスクエア」の営業が始まった後、同じビル内にある映画館をリニューアルしたり、若い世代が多く集まる商業施設がオープンしたりしたことも集客に影響しているそうです。
リニューアル以降たびたびSNSで話題になることについて、担当者は「ビルの活性化につながる」と歓迎します。
「『おなかスクエア』という変わったネーミングに興味を持ってもらって、楽天地ビルに遊びに行ってみようと思っていただけるとありがたいです」
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