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まさに「手も足も出ない」だ… カメの体重測定方法がユニークすぎる

飼育員に話を聞きました

はかりの上に乗せられたヒョウモンガメ
はかりの上に乗せられたヒョウモンガメ 出典: 道の駅紀宝町ウミガメ公園のツイッター

目次

 手のひらほどの小さなカメの体重はどうやって測るのか? その様子を撮影した動画がツイッターで注目を集めています。飼育員に話を聞きました。

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カメがいる道の駅


 三重県紀宝町にある「道の駅紀宝町ウミガメ公園」。

 施設内の大きなプールではウミガメが飼育されており、生態について学ぶこともできます。

 そんなウミガメ公園のツイッターアカウントが先月中旬、「カメの体重はこうやって測ります」という文章とともに動画を投稿。

 映っているのは「ヒョウモンガメ」の幼い個体で、体重測定の様子が収められています。

 ジュースなどの試飲に使う透明なカップをはかりの上に置き、その上にちょこんとヒョウモンガメを乗せます。

 カップの底でおなかのあたりを支えることで、カメが脚をバタバタさせても体重を測れるという技ありな方法です。

 この投稿に対して「目からウロコ」「手も足も出ない」といったコメントが寄せられ、いいねは1万7千を超えています。

飼育員に聞きました


 「カメ飼いの中では結構当たり前の測り方なんです」

 そう話すのは、動画を撮影した飼育員の伊藤柊也さんです。

 このはかり方ができるのはまだ小さな個体で、手足が下に着くと転ぶおそれがあるため、カップの高さや安定性などに気を使うとのこと。

 大きなカメの場合は、飼育員が抱えて一緒にはかりに乗るそうです。

 カメを飼っている人には当たり前でも世間では知らない人が多いのでは、と思って撮影したという今回の動画。

 話題になったことを受けてこう話します。

 「まだ小さな個体ですが、天気のいい日などは展示していることもあります。ぜひ大きくなる様子を見に来てください」

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