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高速道路でトンネル火災に遭遇「絶対に追い越ししてはいけない」理由

なぜ「絶対に追い越ししてはいけない」と言われるのか。※画像はイメージ
なぜ「絶対に追い越ししてはいけない」と言われるのか。※画像はイメージ 出典: Getty Images
トンネル火災を撮影した動画がSNSに投稿されたことをきっかけに、こうした火災の際に「ドライバーがしてはいけない行動」への注意喚起がネットで話題になりました。もしものときに取るべき行動の手順については、高速道路の管理会社が注意喚起をしています。トンネル内での二次的な事故を防ぐ方法をまとめました。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎)
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高速道路で車両火災が発生

12日夜遅く、関越自動車道下りの関越トンネル内において、運送会社トラックの車両火災が発生しました。このときの事故の様子を収めたとみられる動画がSNSに投稿され、こうした火災の際に「火災車両を絶対追い越してはダメ」という注意喚起がネットで話題になりました。

なぜ、火災車両を追い越してはいけないのでしょうか。首都高速道路株式会社では、公式サイト「首都高ドライバーズサイト」の「もしもトンネル火災に遭遇したら」のページで、トンネル火災に遭遇した場合、「必ず火災車両の手前で停車」するように案内しています。以下、同社に確認のうえ、ページの内容から、その手順や注意するべきポイントを紹介します。

火災現場付近にいるときは「必ず火災車両の手前で停車」する――その理由は「火災車両の先は煙が充満し、前方が全く見えない可能性があるため」です。

その上で、車を降りて「火災から遠ざかるよう避難」。非常口までの距離は非常口誘導表示板で確認可能で「車の中にいると煙にまかれるため、非常に危険」とします。

自身の安全が確認できたら通報します。方法は「約50m間隔で設置されている押しボタン式通報装置のボタンを強く押し込み、ランプが点くまで押すと管制室に通報可能」「約100m間隔で設置されている非常電話の受話器を取ると、管制室に通報可能」の2つが、通報場所を特定できるため、推奨されています。

携帯電話からは「#9910」と発信し、ガイダンスに従い首都高の「1」を押すと管制室の係員につながるとのことです。

安全が確認でき、背丈を超えない程度の火災の場合は「消火器または泡消火栓を使用」します。火の勢いの弱い初期段階で行うのが効果的ということですが、「身の危険を感じた場合は、速やかに避難してください」とします。

トンネル内にいて、案内などにより前方で火災が発生していることがわかったら、「トンネル用信号機やトンネル警報板に従い停車」します。トンネル内放送などで指示があった場合は、「車から降りて非常口から避難」します。

このとき、車の中にいると「煙に含まれる有毒ガスにまかれる可能性がある」ため、非常に危険です。

車を停車するときは「左側(左側に駐車できないときは右側)に車を寄せ、警察、消防等の車両が通行できるように中央部を空ける」ようにしてください。このとき「非常口の前には停車しない」ように。また、降車の際、追い越しをする後続車がいないか、警戒が必要です。

トンネル手前にいる場合は「トンネル内に絶対に入らない」ように呼びかけます。トンネル内で火災が発生したときは「トンネル入口部の信号機や警報板、抗口フラッシング等の情報に従って停車(トンネルによって設備が異なる)」。

トンネル手前で停車します。停車するときの手順は、上記と同様です。停車後は「警察やパトロール隊の指示に従って行動してください」。

また、もし自分の車や周りの車から煙や炎が出ていることに気づいたら「トンネル内を走り抜けるのは非常に危険なのですぐに停車し、非常口へ避難」するように求めています。

自身の安全が確保できる場合は「上記の手順に沿って通報および初期消火を試み」ます。「近隣に係員がいる際はその指示に従う」ようにしてください。

周りの車から煙や炎が出ていることに気づいたら「燃えている車と距離を取る」こと、燃えている車が停車したら「追い越さずに停車し、非常口へ避難する」ことを覚えておきましょう。

自身の安全が確保できる場合、これも上記の手順に沿って、通報および初期消火を試み、やはり「身の危険を感じた場合は、速やかに避難する」ということでした。

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