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小枝が育って「薪」になった? 森永の定番菓子に「薪小枝」仲間入り
新商品について担当者に聞きました
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新商品について担当者に聞きました
森永製菓のロングセラーチョコレート「小枝」に新たな仲間が加わりました。「薪小枝」と名付けられた新商品について担当者に聞きました。
小枝が発売された1971年は、環境汚染や自然破壊が社会問題になっていたころ。
高度経済成長が起こした環境問題に目を向けてほしいとの思いから、「高原の小枝を大切に」というテレビCMで売り出された商品でした。
そんな小枝に新たに仲間入りしたのが「薪小枝」です。
小枝と比較して重量約280%の食べ応えあるサイズで、アーモンドビスケットと大小2種の小麦パフがたっぷり入っています。
小枝の食感が「サクサク」なのに対して、薪小枝は「ザクザク」とした仕上がりです。
「今回は特に若い世代の方向けの新商品として企画しました」
そう話すのは、菓子マーケティング部チョコレートカテゴリー担当ブランドマネジャーの植竹麻衣子さん。
食感に特徴のあるチョコ系商品の売れ行きが伸びるなか、小枝らしさを活かしながらも「ザクザクとまらない」食べ応えにこだわって企画したといいます。
商品コンセプトが決まり、ネーミングについてチームで検討。
その中で、小枝担当の研究所社員から「薪っぽいね」という一言が出て決定したそうです。
パッケージデザインは「薪小枝」というインパクトのあるネーミングを中心に、品質や特徴を分かりやすく説明することに。
自然との共生をイメージして、動物やキャンプのイラストを使用しているそうです。
「小枝は『高原の小枝を大切に』というコピーとともに52年前に発売しました。現在発売されている商品も、環境負荷に配慮したパッケージや、カカオ生産者への支援につながるチョコを採用するなどしています」
発売前からネット上で注目を集めており、「ネーミングに笑った」「絶対買う」といったコメントが寄せられています。
このことについては「世界観を楽しんでいただけているのかなと思います。ぜひ『小枝』と『薪小枝』の両方を食べ比べて楽しんでいただきたいです」と話していました。
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