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「シュークリームがあった!」歓喜する妻に 夫「真実を伝えづらい」
「早く教えてあげて!」
冷蔵庫を開けたら、ふっくらとしたシュークリームがあった! 喜ぶ妻を見て、〝真実〟を知る夫は、凍り付きます。「妻よ、違うんだ、それは……」。話題になった投稿の裏話を聞きました。
1枚目、冷蔵庫内を撮影した画像には、こんがり、ふっくらと膨らんだ、ある食べ物が写ります。
2枚目で、その〝真実〟が明らかに。
食べ物を正面から写した画像には、包装にこう印字されています。
「味しみ抜群 本格がんも『たっぷりがんも』」
この投稿に、「早く教えてあげてください! 傷が浅いうちに」「吹いちゃった」「がんも、美味しいけど今じゃない」「シュークリーム買いにダッシュするしかない」などと爆笑する人が続出。9万件超のいいねがつきました。
また、リプライ欄には「冷蔵庫開けて、『ロールケーキだ』と思ったら袋詰めのナマコだったことがある」「コンビニスイーツだと思ったらキクラゲだった」といった、ユニークな「空目」エピソードも連なりました。
妻が「冷蔵庫にシュークリームがあった!」ってウキウキでコーヒー淹れてるので、とても真実を伝えづらい。 pic.twitter.com/mJblL1AU4A
— コンドリア水戸 (@mitoconcon) January 24, 2023
投稿したコンドリア水戸( @mitoconcon )さんに話を伺いました。
話題になった「がんもどき」ですが、実は、妻とスーパーに行った時に一緒にかごに入れた物でした。
「(買ったことを)忘れていたのか、あまりにシュークリームに似てたからか、今回のようなことになったようです」
冷蔵庫を開けて、「シュークリームがあった!」と喜ぶ奥様に、「真実を伝えづらい……」と躊躇していたのですが、「私が伝えるまでもなく、自分で気づいて爆笑していました」と、夫婦の笑いのネタとして一件落着したそうです。
しかし、一度「シュークリームの口」になってしまうと、ショックが大きいのでは、と心配してしまいますが「今、夫婦で減量中なので、シュークリームは改めて買うことはしませんでした」。
むしろ、ヘルシーながんもの方が、良かったのかもしれませんね!
普段は、ともに暮らす5匹のネコたちの投稿で人気のコンドリア水戸さんのツイッター。
今回は変わり種でしたが、「うちの日常の小ネタだったので、反響が大きくちょっと恥ずかしかったですが、いいネタになったと二人で笑っています」とご夫婦で楽しまれたようです。
アンチ大寒波フォーメーション仕上がってます。 pic.twitter.com/QMn31VEb7T
— コンドリア水戸 (@mitoconcon) January 24, 2023
今回の投稿では、シュークリームに〝空目〟してしまうほどの「がんもどき」にも注目が集まりました。
作っているのは、津市にある「横山食品」です。昭和24年の創業以来、油揚げやがんもどきなど、大豆加工食品を製造・販売してきました。「たっぷりがんも」は同社の「主力商品」とのことで、北は東京、南は広島まで各地のスーパーなどで販売しています。
話題になった「たっぷりがんも」について、がんもどき生産担当をしていた社員に聞きました。
「シュークリーム」に間違われて話題になったことについては、意外にも「間違えてもらったのは、うれしいことでっ!」と声を弾ませます。
「こちらとしては、『ふっくらさせたい』とこだわって作ってきたので。ふっくらしているせいでシュークリームに間違われたなら、狙い通りです」
「企業秘密」の製法で作った生地によって、「たっぷりがんも」の大きさは直径約10センチ、厚さは2センチという「ふっくら」ぶり。「そのふっくらのおかげで、出汁を吸って、味しみが良くなる」と言います。
ほかにも、自社で新鮮な野菜を刻んでいるのが特徴で、「まるで風味が違います。特にごぼうのしゃきしゃき感」と自信を持っています。
ホームページには《しゃきしゃき具だくさん、炊くとじゅわっと、あふれる出汁。大豆が濃い豆腐生地に、厳選した野菜が相性抜群》とうたいます。
出汁で煮物にすれば、それだけで主菜になる「ごはんがすすむ主役級の逸品」だそう。
シュークリームでなくても、がっかりすることなかれ、おいしいがんも。「ぜひお試しください」
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