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氷点下の青森、白い自販機出現 「一か八かで当てるしか…」戦いの末

青森市の25日の最高気温はマイナス7.4度、最低気温はマイナス9.9度

あおしまさんが25日に撮影した自動販売機
あおしまさんが25日に撮影した自動販売機 出典: あおしまさんのツイッターより

目次

この冬一番の強い寒気に覆われ、「最強寒波」の影響を受けた25日の日本列島。吹きすさぶ雪の中、青森市の自動販売機前では、地味ながらも熱い戦いが繰り広げられていました。「お茶が飲みたいけど一か八かで当てるしかない」。そうつぶやかれたツイートとその写真について、投稿主に話を聞きました。

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結局お茶は買えた?

投稿したのは青森市に住む、あおしまさん(@aoshimadayo)。普段から青森ならではの食べ物や名所についてツイートをしています。25日に投稿されたツイートは、真っ白な四角い物体の写真に「お茶が飲みたいけど一か八かで当てるしかない」とコメントがつけられています。

文言を読んでからよくよく写真を再確認すると、それが雪に覆われた自動販売機だとわかります。

「タバコの自販機じゃありませんように」「キンキンに冷えたジュースじゃありませんように」と、フォロワーたちの祈りがリプライ欄には並んでいます。

25日朝の通勤時、この自販機に気づいたというあおしまさん。「この地域は雪が吹き付けるところが多いんですが、こんなに白くなってるのは初めて見ました」といいます。

ツイートでは、結局お茶が買えたのかどうかまでは書かれていなかったので、実際にボタンを押してみたのか、尋ねました。

「おもしろそうだったので真剣に当ててやろうと買いましたが、結局5本目でお茶が当たりました」

4本目までは、オレンジジュースや炭酸飲料など、冷たい物が出続けたそうです。

マイナスの青森から、寒さに慣れていない人たちへ

今回の寒波、あおしまさんの住む青森では「雪もかなり積もっていて、さらに風が強いため、雪が顔に吹き付けてくるような感じで痛いくらい」だといいます。朝日新聞の26日付け朝刊の青森県版をみると、青森の25日の最高気温はマイナス7.4度、最低気温はマイナス9.9度となっています。

この寒波の影響で、26日朝には、東京でもマイナスを記録する寒さです。慣れない寒さや大雪に戸惑っている人も、全国にいるのではないでしょうか。

青森在住のあおしまさんに、寒さや雪に慣れない地域の人にアドバイスを求めると、こんなコメントを寄せてくれました。

「怪我や体調管理に気を付けながらも、雪の片付けは筋トレと思ってもらえたら。寒いとあたたかい食べ物が一層おいしく感じたり、お風呂が幸せだったりするので、少しでも前向きに楽しんで過ごしてほしいです」

「青森には、おもしろい出来事や綺麗な景色」

あおしまさんは、今回のツイート以外にも、買い物袋をそりに載せた写真に「青森、冬のお買い物スタイル」とコメントをつけた投稿をしたり、県内の公共施設内で食べられるスイーツを紹介したりしていて、地元愛を感じる素敵な生活を発信しています。

「冬の寒さや雪が大変な青森ですが、周りを見渡すと面白い出来事や綺麗な景色がたくさんあるのが青森の魅力です」と話し、「たくさんの人に遊びに来て欲しいし、移住としてもおすすめの場所です」としています。

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