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この発想はなかった!「平等な」ハムエッグの作り方が賢すぎて話題
4人家族で安らかに朝を迎えるアイデア
朝食の定番メニューの一つ、ハムエッグ。複数人の家族が平等に食べられるよう、限られた量の食材を上手に活用するアイデアが、ツイッター上で驚嘆を誘っています。発案者に話を聞きました。(withnews編集部・神戸郁人)
1枚目の画像を見ると、3枚のハムが四分割され、計4人分となるよう、断片が組み合わさっています。円を描くようにして配置され、右上から時計回りに、それぞれ2時、4時、8時、10時の方向にあたる部分が空白の状態です。
そして2枚目の画像には、空白地帯に投入された生卵が見えます。こんがりとしたハムエッグの焼き上がりを想像させる構図です。
コメント欄には「天才的な発想」「ハムと卵の白身の重複部分が切りやすくなりそう」などの声が相次ぎました。このほか、人気ゲーム「パックマン」のキャラクターをほうふつとさせる、といった感想も寄せられています。
ある日、朝食の準備に取りかかったnagticoさん。冷蔵庫の中を見ると、ハムが3枚しかありませんでした。どうしようかと思案した結果、家族全員に料理が均等に行き渡るよう、知恵を巡らせたといいます。
「4個同時に作るので、火の入り方がなるべくそろうのが理想です。そのため、(フライパンの)中心からの距離が同じになるよう、ハムと卵の配置を考えました。焼いている間、なるべく動かないようにする、ということも意識しています」
nagticoさんによると、普段から日常的に料理を作っているそうです。いわく、6枚のハムやベーコンを4人で使えるよう工夫する、といった機会が多いとのことでした。
またスープやおかずを四等分して盛りつけるとき、4つのお椀(わん)に半分ずつ入れた後、量を調整しながら残りをよそう場合もあるといいます。
そしてツイートが好評を博した点については、次のように語りました。
「何かをやってみて、自分で意識していなかったメリットが、後から見つかることはよくあります。今回のような反応をいただけるのは面白いですよね」
「なおハムエッグなどを作る際は、切り方よりも『中身が見えるフライパンのふた』を使うのが重要だと思います」
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