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ラッコがツイッター社にキレた? 太もも叩き訴える動画の真相を聞く

投稿した水族館を取材しました

動画の一場面。映っているのはラッコのキラです
動画の一場面。映っているのはラッコのキラです 出典: 写真提供:鳥羽水族館

目次

 ツイッターに投稿された、飼育員の太ももを何度も叩きながら鳴き声を上げるラッコの動画。「タンタンタンタンッ公式マーク申請通りませんでした……」という文章が添えられています。ラッコは本当に怒っていたのか、投稿した水族館を取材しました。

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映っているのはキラ


 キラ(メス、14歳)とメイ(メス、18歳)の2頭を飼育している鳥羽水族館(三重県鳥羽市)。

 その水族館のツイッターアカウントが26日、11秒の動画を投稿しました。

 添えられた文章は「キラ:『タンタンタンタンッ公式マーク申請通りませんでした……』」。

 動画に映っているキラは、飼育員の太ももを小刻みに何度も叩きながら、鳴き声を上げています。

 まるでツイッターの公式マークをもらえなかったことに怒っているかのようです。

 この投稿に対して、「猛抗議が可愛い」「早く公式マークを!」といったコメントが寄せられ、いいねは5万を超えています。

鳥羽水族館に聞きました


 「6月24日に『公式マーク欲しいな……』というツイートをしております。このツイートについて反響がありましたので、その後申請してみたのですが、通りませんでした。それを受けてのツイートです」

 そう話すのは、鳥羽水族館の担当者です。

 鳥羽水族館では過去に5回ほど申請していますが、公式マークはついていません。

 信頼性や著名性などが審査されているとされ、どれかが当てはまっていないと判断されたようです。

いつかは公式マークを


 今回のキラが怒っているように見える動画。

 実は昨年12月に撮影されたもので、ツイッター社に対して怒っているわけではないそうです。

 「飼育係がキラの名前を呼んで、それに反応している様子です。名前を呼んだら鳴いてくれるようにトレーニングしているようで、ちょっと焦らしてしまったので最後の方はたたみかけるように鳴いています」

 24日の「公式マーク欲しいな」は、好奇心旺盛なおてんば娘のメイの動画を使用。

 26日の「申請通りませんでした」では、マイペースでおっとりしているキラの動画を採用しました。

 ツイートが話題になったことについては、こう話します。

 「今回は残念ながら公式マークはつきませんでしたが、これからも鳥羽水族館の生きものたちを紹介し、情報を発信していきたいです。そしていつかは公式マークがつくと嬉しいなと思います」

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