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「キャベツを食べるウニ」をエコバッグに 畳まなくても可愛く収納可

考案者に話を聞きました

キャベツを食べるウニのエコバッグ
キャベツを食べるウニのエコバッグ 出典: 2時のツイッター

目次

 キャベツを食べるウニをエコバッグにしました――。そんなアイデアグッズが注目を集めています。考案者に話を聞きました。

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エコバッグです


 「キャベツを食べるウニのエコバッグを作ってみました。使い終わったら、ウニ型ケースにバッグを食べさせるように収納します。(少しはみ出させるとgood)」

 今月16日、そんな文章がツイッターに投稿されました。

 添付されている画像に写っているのは、キャベツのような色をしたナイロンのエコバッグと、それを収納するためのウニのようなケース。

 モップのようなモコモコしたウニのケースにエコバッグを詰めると、まるでキャベツを食べているウニのように見えます。

キャベツを食べるウニのエコバッグ
キャベツを食べるウニのエコバッグ 出典: 2時のツイッター

考案者に聞きました


 ツイッター上でいいねが14万を超えているこのエコバッグ。制作したのは、企画デザイン会社「2時」の楢﨑友里さんです。

 「私自身がズボラな性格で、エコバッグをきれいに畳むのがめんどくさいと思ってしまうタイプです。さっとしまえてデザインとして成立するものはないかと考えてひらめいたのが、キャベツを食べるウニでした」

 キャベツを食べるウニといえば、神奈川県の取り組みなどが知られています。

 海藻の食害を防ぐために駆除したウニを、廃棄野菜を使って養殖する試みで、捨てる野菜を減らせる上にウニの味や身入りも良くなるというものです。

 エコバッグについて考えていた楢﨑さんの頭に、テレビやネットニュースでも紹介されたウニがキャベツを食べる映像が浮かんできたそうです。

キャベツを食べるウニのエコバッグ
キャベツを食べるウニのエコバッグ 出典: 2時のツイッター

商品化の可能性も


 制作にあたってこだわったのは、エコバッグの素材選び。

 キャベツの色に近く、シャカシャカしてシワになりやすいものを選んだそうです。

 ウニのポーチについては、収納するための口の部分が、ウニの口っぽく見えるようにしてあります。

 「完食させることも可能ですが、ちょっとはみ出させるのが収納時のポイントです」

 現時点では試作品ですが、裁判で勝った直後に関係者が掲げる「勝訴」の垂れ幕をイメージした犬用おもちゃのアイデアが商品化されたこともあり、今回も可能性はあるそうです。

 「そうなった場合はシンプルな商品になると思うので、ウニ同様に素材の味を楽しんでいただければと思います」

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