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MAXのLINA、掃除のたびリーゼントの先生に追いかけられた中学生活
「幽霊が出てきそう」今も苦手な場所
沖縄出身のダンスボーカルグループMAX。1995年にデビューしてから今年で26周年を迎えました。10代だった「スーパー・モンキーズ」時代から音楽業界が様変わりした今、第一線で走ってきた4人は何を思うのでしょうか? 仕事や子育て、自分自身の活動など、それぞれが切り開いた道について語る「MAXコラム」。LINAさんは中学時代、掃除当番をサボる常習犯だったと言います。先生との攻防戦の思い出、そして、大人になった今、掃除をする際のエピソードをつづります。
2021年を締めくくるテーマが「お掃除」ということなんですが……。
考えていたら、ふと中学2年生の掃除当番を思い出しました。
実はわたし、給食当番や掃除当番のサボり魔だったんです!(笑)
その頃は、当番が苦手というよりも、正直に言えば、面倒臭かった、という表現が合っているかなぁ。
友達と遊ぶ時間の方が勝っていたんですよね。
でも、毎回の当番のサボりを先生は許してくれるはずはなく……。
いつも、私を探すために先生が廊下に立ち、学校中に響き渡るくらいの大声で「リッチャーン、掃除当番だよ〜」って、何度も叫んで追いかけてくるんです!
そうなると、その呼び声を聞いた友達が知らせに来るんですが、もーうそれが恥ずかしくて。
最後は先生に連れ戻されるというお決まりの時間が1年続きました。
私も私で、いい加減真面目にやればいいのに、そのやり取りも何だか面白くなってきて、いかに長い時間先生から逃れられるかと、記録更新に必死でした!
でもその分、愛情深く接してもらえていたので、私にとっては大好きな先生だったんです。
ホント面白い先生でね、個性が強く毎日リーゼントでキメていたんですよね!
さて、そんな思い出はさておき……
年の瀬は、何かと忙しいですが、大掃除はどのお家でも恒例ですよね。
1年の感謝の気持ちを持ちながら、隅々までお掃除していると、心まで軽くきれいになって、これからの1年が気持ちよく迎えられる思いになります。
私は、アレルギー性鼻炎にハウスダスト、花粉症、さらに寒暖差アレルギー持ちで、年中鼻の調子が悪いのが日常です。お家にホコリがたまらないように日々のお掃除から念入りにする方なんですが、お風呂の排水溝の掃除だけは苦手なんです。
排水溝で絡み合っている髪の毛のかたまりって、何だか怖くないですか?
幽霊も驚くほど、私も髪の毛が長いのに、いまだに幽霊が出てきそうな感覚に陥ります。
なので、排水溝の掃除の時は片目をつぶりながら意を決して洗っています。
あと、1番の悩みはお洋服や靴で部屋中があふれていることです。
プライベートの趣味も多いので、ゴルフウェアや、ダンスウェア、ポールダンスウェア、乗馬ウェアと、トレーニング用と、ジャンルもホント増えていく一方です。
靴だって、スニーカーやヒール、ブーツも色違いのものや、ヒールの高さも色々あるんですから、女子は大変ですよね。
でも、本当はミニマリストの生活に憧れはあるんですよ。
本当に自分に必要なものだけを厳選して、自分にとって大切な物に囲まれたシンプルな生活を送ってみたいなぁと考える毎日です。
そんな日がきたら、何よりも時間をかけていた掃除も楽になり、時間の節約にもなりますよね。
来年こそは、これを機に思いきって不要なものは処分して、新しい空間でよりよい生活を目指してみるのもいいかもしれないですね。
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〈MAX〉NANA/LINA/MINA/REINAの沖縄県出身4人組ダンスボーカルグループ。1995年にデビュー。翌年発売のサードシングル『TORA TORA TORA』でブレーク。1997年に『Give me a Shake』でオリコン初登場1位を獲得。その後も『Ride on time』など数々のヒット曲を発表し、紅白歌合戦に5年連続5回出場。近年は音楽活動の他に、個人でのバラエティー、ドラマ、舞台出演など活動の幅を広げている。7月28日には、恋に落ちる女性の気持ちを明るくポップに表現したダンスナンバーの“Do Shot”と、ラテン調で「MAXらしさ」が表現された楽曲 “Viva la Mambo”も収録の37枚目シングル『Do Shot』をリリース。
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