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ゆーたそさんからの取材リクエスト

ベビーチーズって、ベビー用なの?



ベビーチーズって、ベビー用なの? 大手に聞いてみたら即答だった

スーパーなどで販売されているベビーチーズ
スーパーなどで販売されているベビーチーズ

目次

取材リクエスト内容

ベビーチーズって、ベビー用なの? ゆーたそ

記者がお答えします!

スーパーのチーズ売り場などで見かける、一口サイズのベビーチーズ。withnewsの取材リクエストに「ベビーチーズって、ベビー用なの?」という質問が寄せられました。大手メーカーに疑問をぶつけると、昭和のチーズ史の一端が垣間見えました。

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お子様メインではない

「名前はベビーチーズですが、『お子様向け』として販売しているわけではありません」

早速、答えを話してくれたのは、Q・B・Bブランドのチーズで知られる「六甲バター」の担当者です。国内シェアの6割強を占める同社のベビーチーズは、1972年に誕生しました。

当時の主流だったカルトンタイプ(箱形)のプロセスチーズを、「ナイフを使って切らなくてもいいように、一口サイズの形状が開発されました」と担当者。ベビーは、従来の商品と比べたときに「赤ちゃん」という親しみを込めて名付けられたといいます。

離乳食として乳児が食べることもできますが、塩分が多いことなどもあり「離乳食向けとはしてはいません」と説明します。メインの購入者はスーパーの利用機会が多い、40~60代の女性だそうです。

由来に二つの説

Q・B・Bより12年早い1960年にベビーチーズを発売したのが、雪印乳業(現・雪印メグミルク)です。「国内で最初に発売したと思われます」と話す広報担当者にターゲット層を聞きましたが、こちらも同じく「お子様用に開発されたわけではありません」という回答でした。

それではなぜ、「ベビーチーズ」という名前になったのでしょうか。「資料を確認しましたが、由来についてははっきりとわかりませんでした」としつつも、資料で確認した内容を基に浮上した「二つの説」を教えてくれました。

一つが、過去の資料にあった「ベビースタイル」という記載です。当時の雪印乳業は、「雪印チーズ」を225グラム(1/2ポンド)で販売していました。「市場の要望にこたえて小さいサイズが開発された際、ベビースタイルということで名付けられた可能性が考えられます」(担当者)

もう一つが、チーズ関連の機械を輸入していたヨーロッパの習慣が影響している説です。伝統的なオランダ産のゴーダチーズは円盤型で「直径35cm、高さ11cm、重さ12kg」と決められており、「この規格より小さなものは『ベビーゴーダ』と呼ばれています」と担当者。「この習慣から、(規格より)小さなものを『ベビー』と呼んだのかもしれません」と推測しました。

乳幼児向けのチーズも

雪印のベビーチーズも離乳食の時期から食べることができますが、担当者は「食べやすいように小さく切ってください」と呼びかけます。乳幼児向けの商品としては、2010年に「1歳からのチーズ」が発売されました。

開発の背景には、以前から「何才からチーズを食べさせて良いのかわからない」という問い合わせが多数あったといいます。安心して食べられるよう、やわらかく薄い形状にしたほか、塩分は35%カット。「お子様の成長に重要な栄養素であるカルシウムや鉄分、たんぱく質などを手軽にとることができます」とコメントしました。

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