連載
#12 SDGs最初の一歩
「大人にイライラしない」20歳の環境活動家が見つけた〝戦い方〟
支援断られても…「公開質問状は送り続ける」
環境問題が日本でも大々的に取り沙汰される今、Z世代を中心とした若い人たちが次々と声を上げ始めています。「環境活動家をなくすことが目標」と語る、20歳の環境活動家「露木志奈」さんもその一人。世界で一番エコな学校と言われるインドネシア・バリの「グリーンスクール」を卒業。現在、小学生から大学生に気候変動の危機を伝えるための講演をおこなうかたわら、肌に優しいオーガニックコスメのブランドを一から立ち上げ、ビジネスもしています。最近では、石炭火力発電所建設に抗議し、公開質問状も送りました。様々な活動を手がけるZ世代のキーパーソンである露木さんに、なかなかSDGsを進められない組織や大人について、率直に聞いてみました。(FUKKO DESIGN 木村充慶)
〈SDGs(Sustainable Development Goals)〉
地球環境や経済活動、人々の暮らしが持続可能になるよう、国や企業、個人が垣根を越え、2030年までに取り組む行動計画。2015年に米ニューヨークであった「国連持続可能な開発サミット」で、193の国連加盟国の全会一致で採択された。貧困の解消や教育の改善、気候変動の対策など17分野の目標がある。各目標の下に、「各国の所得下位40%の人々に国内平均より高い所得の伸びを実現」といったより具体的な169の目標を掲げている。
――「SDGs」という言葉を知ったのはいつ頃ですか?
覚えていないです。インドネシアのグリーンスクールにいた時だと思います。
――「グリーンスクール」はインドネシア・バリにある世界で一番エコと言われる学校ですよね。やっぱり、そこで詳しく教えてもらったんですか?
いや、その時は正直あんまり印象がないです。ちゃんと学んだのは、日本の大学に入ってからですね。大学の授業で、「SDGsって具体的にこういうことなんだ」と学んだんですよ。その時の印象は、世の中にはこんなに課題があるんだって思いました。
SDGsの各目標については覚える意味はないなと思っていて、実際、特に覚えてはいないのですけど。だから、何番が何番ということは私はわかりませんが、17の目標があるということは知っています。
――多すぎて覚えられないですよね。気になるゴールとかありますか?
「働きがいも経済成長も」(目標8)とか、「産業も技術革新の基盤を作ろう」(目標9)とか。他にも色々あるし、環境系なら色々知っているものが多いですけど、やっぱり知らないこともあって。基本的には環境問題で考えたら、ここに関係ないものは一つもないですね。目標13に気候変動って書いてあるけど、正直、教育も、エネルギーも、ジェンダーも、つくる責任つかう責任も、貧困をなくそうも、環境に関係あることが多いので、つながるものが多いなって思っています。
――SDGsというと、おじさんたちがバッチをつけているだけだと批判されることがありますが……。
たしかに、(環境問題に取り組んでいるようなふりをする)グリーンウォッシングみたいな感じで使っているところもあるのかなとは思います。でも、世の中が環境を大切にした方がいいと考える風潮になって、みんなが認知しはじめて、ラッピング列車の「SDGsトレイン」とかもできているわけで。それを考えると、かなり世の中に浸透してきて、みんなには認知してもらえる世の中になったんだなと、ポジティブに思っています。
――露木さんはオーガニックコスメのブランドを立ち上げていますよね。
はい。「グリーンスクール」には「インディペンデントスタディ」という自分で中身をつくる授業があって。そこで始まりました。
――じゃあ、きっかけは学校なのですね。
そもそもは、妹の肌が弱かったのがきっかけでした。高校1年生の時、日本に帰国した時に妹と2人で化粧品を買いに行ったんです。妹はもともと肌が弱かったので、ナチュラルと書かれている化粧品を買いました。なのに、肌荒れしてしまったんです。「あれ、ナチュラルなもの買ったのになんで?」って。その時、自分がイメージしていたナチュラルは本当の意味での「ナチュラル」ではなかったということに気づいたんです。
それなら自分で作ろうと思って研究していって、何度も何度も試作して、ようやくオーガニックな口紅を作りました。もともとは妹のために作っていたけど、次第に周りの人がすごく求めてくれるようになって。そこから、ブランドをつくって、インドネシアの学校内で販売させてもらっていったという感じですね。
――学校で売ったんですか。すごいですね。日本ではできなそう。
めっちゃ売ることが目的ではないし、自分でやってみるというプロセスを学校が大事にしてくれていたから。なので、ブースも作って貸してくれて、「さあ、やってみな」と言われて、やらせてもらいました。
――口紅をつくるために化粧品業界をかなり研究したと聞きましたが、どんなことから調べはじめたのですか?
いろいろありますけど、化粧品について一番知ったのは「Not Just a Pretty Face」という本です。化粧品業界についてまとめてあるんですけど、化粧品業界の実態というか、「えっ、こんなことが?」ということがいろいろ書いてあって。そこから「これ、なんでだろう?」と思って、論文や法律など気になることをどんどん調べていきました。
――法律を読解するのは大変じゃないですか。そこまでして調べたのはどうしてですか?
もちろん、いきなりじゃないですよ。ただ、この世の中おかしいなと思ったからです。調べていけば調べていくほど、おかしいことがたくさんあって。こんな世の中に住んでいたんだって。知らないってめっちゃこわいなって思って。それで、どんどん深く研究していき、論文とか法律も自然と調べるようになりました。
――おかしいなと思ったのはどこらへんですか?
化粧品の売り上げって、ものすごく上がると、本当は表示しなきゃいけない材料を表示しなくても良くなる法律ができちゃったりしていると書かれていて。「それって、さすがにやばくない」と思いましたよね。化粧品って肌に塗るもので、体内に吸収されるものなのに、売り上げうんぬんで法律が変わるってすごい世の中だなって。だから、「ちゃんと自分で選ばなきゃな。意識して選択しなきゃな」って。もちろん自分のためなんですけど、それは地球のためにもなるし。無意識の選択が環境問題を作っていると思ったんです。
――普通の人なら、そういうものだと思って納得しちゃうところですが、納得しなかったんですね。
そうですね、おかしいものはおかしいと言わなきゃいけないと思うタイプで(笑)。
――これからも、フリーで色々やっていくつもりですか?
んー、そんなことないですよ。小学校の時の夢はいわゆるOLでした。
――今とは違いますね。
ドラマの見過ぎなのか、ヒール履いて、カツカツってオフィスに入っていくイメージに憧れていました。でも、めっちゃ学びになると思っているので、会社に入って働くことには興味あります。
――ただ、企業に対して厳しい姿勢をとっていますよね。日本の企業などが進める石炭火力発電所建設に抗議し、公開質問状を送っていました。
はい、送りました。
――組織に所属している僕からすると、正直できないだろうなと思います。どのような覚悟で送ったんですか?
いやいや、ただ、聞きたいことがあっただけです。だから、公開質問状を送ったんです。立場とか別に気にしなかったです。気にしなくてもできるというのは、そもそも組織に所属していないからだと思います。自分で学費を払っているわけでも、自分が借りた家に住んでいるわけでもない学生だし。
――所属がないから、やりやすかったと。
私もそうだけど、ほとんど自分でお金を稼いでいるわけではないので、そういう意味でも、今が、挑戦できる最大限の時期なんじゃないかなと思ってやらせてもらっています。
――学生は挑戦できる最大限の時期。すごい考えですね。その立場を最大限いかした取り組みだと。
はい。でも、今回のことで、正直いろいろな問題も起きました。講演内容をまとめた冊子を作るにもお金がかかるんですが、質問状を送ったことで、スポンサーを断られたところがいくつかありました。企業から「支援することができません」と。実際、そういうことも起きているわけです。そういうことをしたので、私が普通に就職しようと思ってもなかなかできないかもしれませんね。就職活動をやってないからわからないけど。だから、立場によって受ける影響は違うかもしれません。
――やっぱり、色々あったんですね。そんなことがあっても、今後何か訴えるべき何かがあったら、公開質問状を送りますか?
はい、また送ります。
――小さい頃はどんな子どもったんですか?
うざいっていわれるくらい、「なんでだろう」ってずっと頭で考えるタイプでした。例えば、線路にペットボトルが置いてあったら、「あれ。これ、どこからきて、なんでここにあるんだろう」。「この後、どれくらいここに置いてあるのかな」とか、小さいことをすごい気にしちゃうんです。「なんで、なんで?」ってね。化粧品の場合でいうと、動物実験をしている化粧品があると知った時に、「なんで動物実験をするのかな」とか、「そもそも動物実験ってなんなんだろう」とか考えては調べて、というのを繰り返していましたね。
――どうやって調べていたのですか?
お母さんにはよく質問していましたよ。特に小さい頃とかは。
――お母さんはどんな方?
お母さんは健康と教育のオタク。いろいろ影響受けたと思います(笑)。
――例えば?
生き方じゃないですかね。食べ物とかも、昔からうちは特に気を使っている家だったので、スーパーで売っている市販のものとかはほぼ使っていませんでした。肌につけるものとかも、とても気にしていました。4人兄弟なのですが、兄弟の中で一番母と似たような選択をしていると思います。
――見事にお母さんの影響を受けたと。
はい。あとはうちのお母さんは幼児教育の仕事をしているのですが、その仕事も母子家庭で4人の子どもを育てた経験をメソッド化したものなんです。家族のためにと思ってずっとやってきたことが、今の仕事になっているんです。だから、お母さんからは仕事というか生き方について、色々アドバイスをもらっています。
お金だけを求めちゃダメだよ。人のためにやったら、いつか仕事になって、お金が付いてくるからと。だから、目先のものだけに手を伸ばすのではなく、ボランティアなどの話をもってきてくれた人たちに対して、すぐにメリットがあるかわからなくても、その人たちのイベントに参加してみなさいと。そのときに、また何か新しいことが生まれるかもしれない。だから、ボランティアなどの話も大切にしなさい、みたいなことはよく言われます。たしかに、そうだなと思っていて、その考えを行動に移しています。
――母子家庭で4人兄弟ということですが、大変なことはなかったですか?
お父さんがいなくて困ったことはないです。お母さんが愛情を注いでくれたので。3歳の時から母子家庭だったのですが、1人目のお父さんが出て行った後、実はもう一人のお父さんがきました。お母さんはバツ2なんで。なので、名字も4回くらい変わりました。
愛情について、お母さんが小さい時よく「愛情タンク」の話をしていました。一人一人愛情タンクというものを持っていると。人に何かをしてあげたいと思うのは、愛情タンクが一杯になっている時だと。そこからあふれている分が人にあげられる分だから、自分が満たされていると思ったら、次は人にあげる番だよ、と言っていました。私はお母さんの愛情で常にタンクは一杯だったので、色々な人に目が向いたのかもしれません。
――素敵なお母さんですね。いつかお母さんのようになりたいですか。
はい。私もパワフルウーマンという感じなんで、子どもは4人くらい産みたいなと(笑)。お母さんには、本当にいろいろな選択肢があるんだと思わせてくれました。
――露木さんの周りだと、SDGsってどうですか?
みんながみんな、SDGsのこと知っているわけではないです。あと、同世代の友達がたくさんいるわけじゃないので(笑)。
――そうなんですか?
はい、知り合いは年齢が上の方が多いです。
―ー年齢層が高めなFacebookをよく使われていますもんね。
そうなんですよ。Facebookバリバリ使っています(笑)。
――なんで年上の知り合いが多いんですか?
学ぶことが多いので。新しいことを学びたいし、自分が持っていないこと、やっていないことをやっている人に興味があるから。同じ環境で毎日勉強している人というよりは、外にいる人とか、普段一緒に過ごしていない人に興味があるので。すぐに「知りたい、知りたい!」となるタイプなので。
――年齢が上の人とは、どうやって知り合うんですか?
つなげてもらうことが多いですかね。例えば、食べられるストローをつくる事業をやっている人とか、SDGsの企業コンサルをやっている人とか。一人友達ができたら、その次につなげてもらう感じですね。環境系のコミュニティーってものすごく小さいから、すぐつながっちゃうんですよ。
――どうやって紹介してもらうんですか?
インスタが多いですね。環境系の発信をしている人と、同じタグを付けて話すことも。そして、ストーリーにリアクトしてくれて、そこから「共通の友達いますよね」みたいな感じでダイレクトメッセージをやりとりしながら仲良くなっていって。そしたら、「インスタライブやりましょう」みたいな(笑)。インスタライブやって、そこから会えるタイミングで会ったりするときもありますね。
――今っぽいですね……もっと上の世代とはどのようなコミュニケーションをしているんですか?
インスタと同じ内容をFacebookとインスタの両方に投稿しています。同じ投稿をしても、やっぱりリアクションが全然違うんです。Facebookは、私のことをすごく知っている人が多くて、「志奈ちゃん、がんばってね」みたいな感じなんですけど、インスタの方は10代、20代で、面識がない人もフォローしてくれていて。しかも、9割くらいが女性なんです。私のことを直接知らない人たちが「こんなにいろいろな活動をされているんですね」みたいなコメントをくれたりすることが多いです。
――学校で講演した後にも、生徒や学生さんからコメントくるんですか?
はい、今日も高校生に講演させてもらったんですけど、終わった後にインスタの方に質問や感想を送ってくれましたね。
――講義の最後に質問コーナーを設けてもリアクションが少ないですけど、こういうツールが受け皿になるのは良いですね。
そうです。メールアドレスを表示して、「なんかあったら質問ください」と言っても結構プレッシャーじゃないですか。重い感じがするというか。でも、インスタとかなら、ストーリーにリアクトするだけでもいいし、「ありがとうございました」というコメントだけでも送ることができるから。たぶん検索すれば、すぐ私のアカウントは見つけられるし、インスタがあれば誰でも連絡ができるから、いいですよね。
――講演をすると、名刺交換とか結構時間かかりますしね(笑)
わかります(笑)。名刺文化、紙もったいないなみたいな。DMやメッセンジャーでいいんじゃないかなと。
――大人に期待していることとか、逆にいら立っていることとかありますか?
イライラしているとかはないですけどね。私の周りにいる大人って、応援してくださる方ばかりで、恵まれています。イライラどころか、むしろ「ありがとう」という感じです。
何より、今の普通の生活、みんなが当たり前にしている生活って、今までの大人たちが開発してできたものだから。ただ、それが結果的に、二酸化炭素を出してしまったということだと思います。二酸化炭素を出したいと思って、やってきたわけじゃないから。まあ、今の時代に生きている人たちに残されたことをやっていくみたいな。そんな感じです。
――とはいえ、公開質問状を送ったことで支援がなくなるなど、大変なこともありますよね。
もちろん、色々気になることはあります。ただ、ペットボトルを買うときも、環境破壊をしてやろうと思って買っている人はいないじゃないですか。それがどういうふうに世の中にインパクトを及ぼして、どういう世の中になっていくのかということを知らなかったり、想像できなかったりするところが問題だと思っています。
その人個人が悪いというよりは、知る機会がなかったということに問題があるのかなと。もちろん、そういう世の中にも。「その人個人に、こうして欲しい、こうして欲しい」と駄々をこねるというよりは、「よりよい世の中を、みんなでつくっていかないといけない」という前向きな変化を促すことなんじゃないかなと思います。
――若い世代の人から、「私たちの方が長く生きるし、大人たちは私たちに環境問題の責任を押し付けないで」という声をよく聞きます。
もちろん、環境に影響を及ぼすことを知っている上で、意識的に悪い選択をしたとしたら、かなりの悪だと思います。そういうことには問題があるとは思うんですけど、やっている人にはやっている人の理由が必ずあるから。そこを読み取った上で、行動とか発言とかをしていきたいなと最近、あらためて思っています。自分が見えていないところがめっちゃあるなって思っているので。
――とても達観していますね。露木さんは会社員になって、組織を自分で変えたいという思いはありますか?
ありますね。でも、私はたぶん就職とかするとしたら、ソーラーパネルとかを売っている会社に入るというよりは、火力発電とか反対の立場にいる会社にわざわざ入っていって、中から変えていった方がいいんじゃないかなと思っています。
――マジでやって欲しいですね(笑)
だれか採用してくれないかな(笑)、本当に。
――露木さんの原動力って一体、なんですか?
ぱっと出てこないです。
――グレタさんは「怒り」とよく言っていますが。
普通に平凡に生きていきたくないんです。普通に生活していくのって、そんなに楽しいとは思わないし。チャレンジするのが自分の生きがいみたいな感じがあるから。常に動いていないと落ち着かないタイプ。だから、やっています。
――他の人とは違うなっていう感覚はありますか?
そんなおかしいと思ったことはない。まあ、変わっているねと言われます(笑)。
――ちなみに、意識高い系とか言われたりします?
たまにあります。でも、生きたいように生きているという感じです。人の家にいっても、人のベットで、すぐに寝たりします。
――それは自由奔放ということでは(笑)
そうかな(笑)。自由にやっているんです、私は。自由人間だと思います。
20歳にして、全国各地の学校で気候変動を伝える講演を各地で行ったり、オーガニックコスメ事業を立ち上げたり、SDGsにつながる具体的な行動を次々とおこなっている露木さん。その経験に裏打ちされた考えからは、大人たちが学ぶべき、SDGsに関する様々なヒントがありました。
SDGsは17の目標を通して、世界中の様々な課題に気づかせてくれ、自分が進めている課題との共通点などを見つけさせてくれます。その価値を教えてくれる一方で、「覚える意味はない」と指摘。SDGsを参考にすることには意味がありますが、あくまでそれはツール。その意味を理解した上で、自分ができることを考え、実践しなければ意味がないことを痛感させてくれました。
印象的だったのは公開質問状を送ったことへの考え。大人ではなかなか踏み切れない大企業への公開質問状を平然とやってのけた露木さんですが、お母さんに育ててもらっている立場を「挑戦できる最大限の時期」と客観視しての行動だったと言います。また、大人に対して、達観した立場も見逃せません。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは「怒り」を前面に出し、大人に立ち向かっていますが、露木さんは社会の課題に対して明確な意志は持ちながらも、状況を冷静に把握し、社会に適応しながら取り組みを進めようとしています。
社会を変えるときは、ときに「怒り」は必要ですが、露木さんはそれだけでない、社会との調和も考えています。それはSNSの使い方にも現れています。インスタを使って、Z世代を中心に若い世代の様々な仲間を作っている一方で、Facebookを活用して、上の世代とも柔軟にコミュニケーションをしています。社会課題が顕在化する度に分断が広がる今の世の中において、分断をうまずに社会課題をよくしていく一つの手段のように感じます。
ボクたち大人は「Z世代」の表層的なところを搾取している部分も少なくありませんが、露木さんのように柔軟な考えを持っている人たちと、組織として積極的につながっていく必要があると感じました。初期には軋轢(あつれき)が生じたり、大変な部分もあることは否めませんが、「Z世代」など若い人たちは社会を変えるための力をたくさん持っています。自分たちの未来をつくろうとする若い人とたちと一緒にSDGsの活動を考えることが、本気で世の中を変えるには求められるのかもしれません。
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