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「ペコはおうちにかえります」三島駅の不二家、涙の閉店あいさつ
「ペコはおうちにかえります。でも、ペコがここ三島駅にいた事 みんなわすれないでほしいな」

「今日も頑張ってるみんなへ」から始まるメッセージ
8月20日に閉店する三島駅の不二家。すまん、泣きそう。 pic.twitter.com/rHmyCTo8I2
— カワムラサキ (@song_of_moon) August 9, 2020
37年間、毎日毎日みんなの頑張るすがたをここで見守ってきたけど、お別れの時がやって来ちゃった。
ペコが来た時、子供だったみんなも もう立派な大人になって、ペコの身長を追い抜いていったもんね。
本当はもっとみんなと一緒にいたかったけど・・・・
ずっ~と一緒にいてくれた店長もだいぶ歳をとったしね(笑)。
私たち「頑張ったよね!ゆっくり休もー」って言っちゃった
ペコはおうちにかえります。でも、ペコがここ三島駅にいた事 みんなわすれないでほしいな
本当に本当に長い間ありがとね!
暑い日も寒い日も雨の日も頑張るみんなを応援しているよ!
みんな元気でね~本当にありがと!
またね!!
ペコより

投稿したカワムラサキさんは、「事前に地元の方のツイッターで閉店することは知っていたのですが、帰省して店の前を通った際にメッセージがあることに気付き、胸にグッとこみ上げるものがありました」と振り返ります。
「今住んでいる場所ではペコちゃんは日常的に目にしているのですが、三島駅の不二家さんは本当に不思議な場所にあって、自分にとっても特別な存在だったんだなと気付かされました」

オーナー「お客様、家族に感謝」
不二家は1910年に横浜で創業し、店頭人形としてデビューしたペコちゃんも今年生誕70周年を迎えます。祖父母から孫の世代まで、成長の思い出の中に寄り添ってきたペコちゃん。こうしたひとりひとりの歴史と重なり、閉店メッセージには誕生日やクリスマスなど、地元の不二家やペコちゃんにまつわる思い出を振り返り、懐かしむ声も寄せられているのです。

「これまでご愛顧頂いたお客様、そして多忙の中一緒に過ごす時間があまりとれない状況でも 支え続けてくれた家族にはとても感謝しています」
三島駅で「頑張るみんな」の成長を見守り、応援してきたペコちゃんからのメッセージ。ツイッターで話題になっていることを受けて、広報担当者は「三島駅という地元の顔になるところで営業をさせていただき、お店やペコちゃんが地元の方に愛されてきたというひとつの反応だと思い、非常にありがたく感じております」と話しています。
画像を投稿したカワムラサキさんも、三島ステーション店について「最後にまた食事できればいいなと思っています」。
「こんな時勢ですから、これを機にみんなの身近にある大切なお店、大人になって疎遠になったお店やスーパーに足を運んでくれるきっかけになれますように」