マンガ
おいしいすぎるパン、思わず書いた手紙が…好きを伝える大切さ漫画に
「ということで本人に伝えよう」コロナ禍でも改めて

好きなものに「好き」と伝える大切さ
「ということでご本人に伝えよう」と筆をとったじじぃさん。このお店のパンが好きな気持ちを、手紙にしたためて送りました。
その数日後、じじぃさんはパン屋さんのブログで送った手紙のことが触れられていることを発見。気持ちを形にしたことで、本人に思いが届くのだと実感します。
マンガには、「好きを形にして伝える なんて素敵な事」「こういう風に生きていきたい」「プラスなことはどんどん発信するべき」というコメントが寄せられ、5万件以上のいいねが集まっています。
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— じじぃ (@mochimochi__i) August 10, 2020
「プレッシャーを与えないように」気をつけているポイントも
遠方にあるパン屋さんから通販で購入したもので、直接「好きです」と伝えることが難しい状況。もともと文字や絵を描くことが好きで、「自分自身が手紙をもらえて嬉しかった経験があった」ということから、手紙を書いて伝えるということを思いついたそうです。
ブログもよくチェックしていたそうですが、「本当に読んでもらえるかどうかも分からないなか手紙を送ったので、反応までいただけて驚きました」。そのうれしさから、今でもブログのスクリーンショットを保存しているそうです。
「いつも勢いにまかせて書いてしまうので、書き終わった後に受け取った相手が嫌な気持ちにならないか冷静になって見直すようにしています」
また、相手に思いを伝えることで「見返りや返事が欲しい」というプレッシャーを与えてしまわないように気をつけているといいます。
「今でも『この感動を誰かに伝えずにはいられない!』という気持ちで書いているので、かなり自己満足的なところがあるのですが……。その感想や手紙が、受け取った方の力になったならうれしい限りです」
コロナ禍「ネットや手紙の存在はありがたい」
「自分は感想を送る側だと思って生きてきたので、今感想をいただけていること自体まだ不思議な感じがします。感想を見ると、人によって捉え方が違うことが分かって面白いです。好きですといっていただけた時は素直にうれしいです」
「コロナ禍によって会いたい人に直接会えなかったり、伝えたいことを伝えられない影響も大きいのかなと思いました。ネットや手紙の存在はありがたいなと改めて感じます」
じじぃさんの作品にも「好き」が集まり、作品を通じて「好き」を伝える気持ちを広がっていく。じじぃさんの作品にも「好き」が集まり、作品を通じて「好き」を伝える気持ちが広がっていく。マンガを中心に、やさしいつながりが生まれていました。