ネットの話題
蚊取り線香で「ナスカの夏」一筆書きのひらめきが生んだナイスコラボ
毎年バズる「夏の風物詩」
ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」と、日本の夏の風物詩である「蚊取り線香」の、まさかのコラボがツイッターで話題です。おなじみの緑色の線香がかたどっているのは、ナスカの地上絵の代表格「ハチドリ」。同じく有名な「サル」は尻尾の部分は、渦巻きがそのまま活用されています。斬新な組み合わせに、ツイッターでは「ナイスアイディア」「もったいなくて火がつけられない」という声が集まっています。
制作のきっかけを、籠谷さんは「どこかで、ナスカの地上絵が一筆書きになっていると知ったことですかね」と話します。ちょうど夏季の号に向けての作品を検討している最中で、「蚊取り線香も一筆書き。地上絵のサルの尻尾がまさに渦のような形で、蚊取り線香にできるのではないか」と思ったといいます。
設計の時間なども含め、制作期間は7~10日ほど。蚊取り線香に近い質感が出るように、さまざまな素材を切り出し、最終的には合板(ベニヤ板)を着色し完成しました。
当初制作したのは本物の蚊取り線香ではないため、「実際に使えるわけではないんです」。「撮影の時は煙を出しているような加工もしましたが、作品用のものです」
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