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ネットの話題

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アマビエが回転ずしに!?「一瞬頭が混乱した」くら寿司の絶妙センス

勘違いも多かった「甘えび」と奇跡のコラボ

「アマビエ」のPOPの後ろには「甘えび」が続く……
「アマビエ」のPOPの後ろには「甘えび」が続く…… 出典: くら寿司提供

目次

江戸時代、肥後国(熊本県)の海に現れ、「病気が流行することがあれば、私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と告げたとされる妖怪「アマビエ」。新型コロナウイルスの感染が拡大した状況を重ね、3月からSNSなどでアマビエの絵を投稿する動きが広がっていきました。当初は聞き慣れない名前から「アマエビ(甘えび)」と勘違いする人もいましたが、「まさか」な事態が起こっています。回転ずし大手「くら寿司」のレーンで、甘えびの皿と並んでアマビエのイラストが回っていることがわかり、ツイッターで話題となっています。

「アマビエ」が「アマエビ」に!

話題となっているのは、くら寿司の店舗のすしレーンに流れる「アマビエ」の皿です。POPにアマビエのイラストが描かれ、「疫病封じ」の文字も。ウイルス禍の中でおなじみとなったその姿ですが、髪の部分が「えび」のような形をしています。

しかも、その後ろから流れてくるのは、「甘えび」のPOPと皿。これまでも「アマエビ」と勘違いされやすかった「アマビエ」が、限りなく「アマエビ」に近付きつつあるのがわかります。
「アマビエ」と「甘えび」のコラボが実現!
「アマビエ」と「甘えび」のコラボが実現! 出典: くら寿司提供
ツイッターでは「一瞬頭が混乱した」「やるな!くら寿司」「注文したら何か来るの?」などの反響が集まっています。兼ねてから紛らわしかった2つが「合体」し、「奇跡のコラボ」が生まれています。

担当者「同じ海つながりで」

くら寿司の担当者によると、5月27日から順次全店で「アマビエ」のPOPが店舗のレーンで回っているといいます。こうした取り組みを始めた理由を「まずは明るく楽しくしたいという思いがありました」と話します。

もともとお寿司を模したキャラクターなどを自社でデザインしてきた同社。「えび」のような髪形のアマビエについて、「アマビエとアマエビ、そしてお寿司を取り扱っている弊社で、同じ海つながりといいますか、少し感染拡大も落ち着いてきた中でユーモアを交えられればと思いました」と語ります。

くら寿司のサイトでは、アマビエのキャラクターのバーチャル背景も配布している
くら寿司のサイトでは、アマビエのキャラクターのバーチャル背景も配布している 出典:くら寿司提供

また同社では、2011年から導入している寿司カバーのほか、テーブルの間やレジの前に抗菌ビニールシートを設置し、アルコール消毒を強化するなど、感染を防ぐ取り組みを続けています。「疫病退散」のシンボルであるアマビエを起用することで、「対策を講じながら営業していることを知ってもらえたら」という思いもあります。

バーチャル背景、和菓子も

「アマビエ」の皿は基本的に「甘えび」の前に並べられているそうで、「ちょっとでもくすっとしてもらえたら」というささやかで優しい取り組み。ちなみに「アマビエの皿を頼むお客さんはいますか」と尋ねると、「そこまでは……」とのことです。

ツイッターで話題になっていることについて、「本当にありがたい」という担当者。「感染防止の対策もした上でお店を開けておりますので、写真を撮るなど楽しんでいただけたら」と話しています。
6月12日(金)より販売する和菓子「アマビエさん」。体がピンク色の方は「いちごあん」(写真左)、緑色の方は「こしあん」※無くなり次第終了 ※持ち帰り不可
6月12日(金)より販売する和菓子「アマビエさん」。体がピンク色の方は「いちごあん」(写真左)、緑色の方は「こしあん」※無くなり次第終了 ※持ち帰り不可 出典: くら寿司提供
くら寿司では、外出自粛期間中もくら寿司を楽しめるようにと、「おうちdeくら」という企画を展開してきました。オンライン会議用に、アマビエのキャラクターのバーチャル背景もサイトにて配布しています。

6月12日(金)からはアマビエを模した和菓子「アマビエさん」の販売も開始(無くなり次第終了/持ち帰り不可)。12日以降は、アマビエのPOPは「アマビエさん」の前を流れるようになる予定だといいます。
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