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連載

#40 #やさしい日本語

解雇、保険なく失業手当もゼロ、コロナ禍で見えた外国人労働者の弱さ

インタビューには、ふりがなをつけました

POSSEの「外国人労働サポートセンター」で岩橋誠さんに相談する女性=2020年4月29日、POSSE提供
POSSEの「外国人労働サポートセンター」で岩橋誠さんに相談する女性=2020年4月29日、POSSE提供

目次

新型(しんがた)コロナウイルス(coronavirus)の影響(えいきょう)で、解雇(かいこ)や派遣(はけん)切(ぎ)りといった問題(もんだい)が起(お)きています。言葉(ことば)がわからなかったり、日本人(にほんじん)とは違(ちが)う条件(じょうけん)で働(はたら)いていたりする外国人(がいこくじん)労働者(ろうどうしゃ)にとっても大変(たいへん)な状況(じょうきょう)です。様々(さまざま)な労働(ろうどう)相談(そうだん)を受(う)けているNPO法人(ほうじん)POSSE外国人(がいこくじん)労働(ろうどう)サポートセンターの岩橋(いわはし)誠(まこと)さん(30)といっしょに、どんな問題(もんだい)があるのかを考(かんが)えていきます。日本語(にほんご)にまだ慣(な)れていない外国人(がいこくじん)の方々(かたがた)にも読(よ)んでもらえるよう振(ふ)り仮名(がな)をつけています。(朝日新聞国際報道部、清水大輔)
 

 


大切(たいせつ)なところを、分(わ)かりやすく説明(せつめい)します

 ・新型(しんがた)コロナウイルスのせいで、仕事(しごと)がなくなったり、給料(きゅうりょう)が減(へ)ったりする人(ひと)が増(ふ)えています。

 ・社会(しゃかい)保険(ほけん)に入(はい)っていないと、会社(かいしゃ)を辞(や)めた後(あと)にもらえるお金(かね)(失業(しつぎょう)手当(てあて))を、もらうことができない人(ひと)がいます。

 ・日本語(にほんご)にまだ慣(な)れていないので、仕事(しごと)が休業(きゅうぎょう)になるなど、大(おお)きく変(か)わったとき、どうしたら良(よ)いか分(わ)からない人(ひと)が多(おお)いです。

 ・ビザ(在留(ざいりゅう)資格(しかく))でできる仕事(しごと)が決(き)まっているため、すぐに別(べつ)の仕事(しごと)を探(さが)すのが難(むずか)しいです。

 ・でも、会社(かいしゃ)が働(はたら)いている人(ひと)を勝手(かって)にやめさせたり、給料(きゅうりょう)を減(へ)らしたりすることはできません。(法律(ほうりつ)に違反(いはん)しているかもしれません)


「NPO法人(ほうじん)POSSE外国人(がいこくじん)労働(ろうどう)サポートセンター」で、英語(えいご)や、やさしい日本語(にほんご)で仕事(しごと)の悩(なや)みを相談(そうだん)することができます。会社(かいしゃ)に、お金(かね)を払(はら)うよう求(もと)めたり、困(こま)った時(とき)に使(つか)うことができる制度(せいど)に申(もう)し込(こ)むのを手伝います。 相談そうだんは電話でんわ(03・6699・9359、平日へいじつは午後ごご5時じ~午後ごご9時じ/土日どにち祝日しゅくじつは午後ごご1時じ~午後ごご5時じ。水曜すいようは休やすみ)かメール(supportcenter@npoposse.jp)で。 

失業給付をもらうことができない人がいます

――新型(しんがた)コロナウイルスについて、日本(にほん)で働(はたら)く外国人(がいこくじん)からの相談(そうだん)はありますか?

「POSSEは2006年(ねん)から労働(ろうどう)相談(そうだん)を受(う)けていますが、昨(さく)年(ねん)4月(がつ)に外国人(がいこくじん)のための『外国人(がいこくじん)労働(ろうどう)サポートセンター』という窓口(まどぐち)をつくりました。今年(ことし)の2月(がつ)までに全部(ぜんぶ)で50件(けん)ほどの相談(そうだん)がありましたが、3月(がつ)になると約(やく)100件(けん)、4月(がつ)は157件(けん)になりました。新型(しんがた)コロナの問題(もんだい)がひどくなる前(まえ)は、1カ(か)月(げつ)で5件(けん)ほどだった相談(そうだん)が20倍(ばい)以上(いじょう)に増(ふ)えています」


――どのような相談(そうだん)があるのですか?

「相談(そうだん)してくる外国人(がいこくじん)の80%以上(いじょう)は、契約(けいやく)社員(しゃいん)(会社(かいしゃ)との間(あいだ)で仕事(しごと)をする日(ひ)にちや給与(きゅうよ)などを決(き)めて働(はたら)く人(ひと))や派遣(はけん)社員(しゃいん)(派遣(はけん)会社(がいしゃ)から職場(しょくば)を紹介(しょうかい)してもらって働(はたら)く人(ひと))、アルバイトなどです。仕事(しごと)の種類(しゅるい)ごとにみると、教育(きょういく)89件(けん)、飲食(いんしょく)26件(けん)、宿泊(しゅくはく)・観光(かんこう)21件(けん)、小売(こう)り13件(けん)、製造(せいぞう)1件(けん)などです(4月(がつ)末(まつ)までに寄(よ)せられた相談(そうだん)のまとめ)。教育(きょういく)の多(おお)くは外国語(がいこくご)教室(きょうしつ)の講師(こうし)ですが、特有(とくゆう)の問題(もんだい)があります」
東京・高田馬場で外国人(右)に労働条件などについてアンケートをする学生ボランティア=2019年8月、POSSE提供
東京・高田馬場で外国人(右)に労働条件などについてアンケートをする学生ボランティア=2019年8月、POSSE提供
――どのようなものですか。

「外国語(がいこくご)教室(きょうしつ)の従業(じゅうぎょう)員(いん)として働(はたら)いているのに、フリーランスとして働(はたら)かされている人(ひと)がほとんどです。従業(じゅうぎょう)員(いん)であれば、けがや病気(びょうき)になって病院(びょういん)に行(い)ったときの費用(ひよう)が補助(ほじょ)される健康保険(けんこうほけん)や、仕事(しごと)がなくなった際(さい)に金銭的(きんせんてき)なサポートなどを受(う)けられる雇用(こよう)保険(ほけん)に入(はい)ることができます。これらを社会(しゃかい)保険(ほけん)といいます。ただ、一部(いちぶ)の会社(かいしゃ)は従業(じゅうぎょう)員(いん)を社会(しゃかい)保険(ほけん)に入(い)れずに、フリーランスとして働(はたら)かせています。最低賃金(さいていちんぎん)(働(はたら)く人(ひと)を守(まも)るために少(すく)なくともこれだけの賃金(ちんぎん)は払(はら)いましょう、と定(さだ)められている賃金(ちんぎん))を払(はら)う必要(ひつよう)がなく、すぐに解雇(かいこ)できると考(かんが)えているようです。契約(けいやく)社員(しゃいん)や派遣(はけん)社員(しゃいん)でも、社会(しゃかい)保険(ほけん)に入(はい)るための条件(じょうけん)である『1週間(しゅうかん)で30時間(じかん)以上(いじょう)の労働(ろうどう)』より少(すく)ない『29時間(じかん)』などといった期間(きかん)で契約(けいやく)することで、社会(しゃかい)保険(ほけん)に入(い)れないままにするケースがあります。フリーランスだったり雇用(こよう)保険(ほけん)に入(はい)っていなかったりすると、失業(しつぎょう)給付(きゅうふ)(賃金(ちんぎん)の50~80%)をもらえません」

 
(イラスト・逸見恒沙子)
(イラスト・逸見恒沙子)
失業(しつぎょう)給付(きゅうふ)について詳(くわ)しく知(し)りたいときは、こちらの記事(きじ)を読(よ)んで下(くだ)さい。
(やさしい日本語(にほんご))「もうお金がありません」コロナで無職……外国人労働者の現実


 
――具体的(ぐたいてき)な相談(そうだん)はどんな内容(ないよう)ですか。

「大手(おおて)英会話(えいかいわ)学校(がっこう)で働(はたら)くアメリカ人(じん)女性(じょせい)からは次(つぎ)のような相談(そうだん)がありました。『新型(しんがた)コロナの影響(えいきょう)でレッスンが減(へ)ってしまい、普段(ふだん)であれば月(つき)18万(まん)円(えん)ほど稼(かせ)げたが、3月(がつ)分(ぶん)の給料(きゅうりょう)はわずか8万(まん)円(えん)まで減(へ)ってしまった』。さらに、この学校(がっこう)はコロナ対策(たいさく)を十分(じゅうぶん)にしておらず、窓(まど)がない部屋(へや)で子供(こども)4人(にん)とのレッスンを設定(せってい)するなど、いわゆる『3密(みつ)』状態(じょうたい)で働(はたら)くことを放置(ほうち)しています。本人(ほんにん)は『持病(じびょう)があるので働(はたら)き続(つづ)けるのが怖(こわ)い。でも、働(はたら)かないと家賃(やちん)が払(はら)えなくなる』として、自宅(じたく)からのオンライン授業(じゅぎょう)を認(みと)めてほしいと会社(かいしゃ)に頼(たの)みましたが、それも拒否(きょひ)されてしまいました。そして、いまはPOSSEが連携(れんけい)している労働(ろうどう)組合(くみあい)『総合(そうごう)サポートユニオン』に加盟(かめい)して、3密(みつ)対策(たいさく)をもとめて会社(かいしゃ)と団体交渉(だんたいこうしょう)を続(つづ)けています」
外国人の女性(左)が働く派遣会社での賃金未払いなどの相談のため都内の労働基準監督署に行くPOSSEの岩橋さん=2020年5月22日、POSSE提供
外国人の女性(左)が働く派遣会社での賃金未払いなどの相談のため都内の労働基準監督署に行くPOSSEの岩橋さん=2020年5月22日、POSSE提供

契約や補償が分かりません

――語学(ごがく)学校(がっこう)以外(いがい)の仕事(しごと)ではどういう相談(そうだん)がありますか?

「海外(かいがい)から日本(にほん)に来(く)る旅行者(りょこうしゃ)が増(ふ)えることを考(かんが)えて近年(きんねん)、ホテルのフロントやガイド、免税店(めんぜいてん)などで仕事(しごと)をする外国人(がいこくじん)が増(ふ)えていました。しかし、最近(さいきん)会社(かいしゃ)から『仕事(しごと)をやめてくれ』と言(い)われるケースが多(おお)くなっています。あるホテルでは、制服(せいふく)が入(はい)ったロッカーを開(あ)けられないようにして、働(はたら)けない状態(じょうたい)にすることで、自分(じぶん)から仕事(しごと)をやめるように追(お)い込(こ)むケースがありました。『ブラック企業(きぎょう)』(あまりにたくさんの仕事(しごと)をやらせたり、パワーハラスメント・セクシュアルハラスメントをしたりする会社(かいしゃ))のやり方(かた)です」

「また、4月(がつ)に入(はい)って、留学生(りゅうがくせい)からの相談(そうだん)が増(ふ)えています。ほとんどの留学生(りゅうがくせい)はアルバイトをして学費(がくひ)や生活(せいかつ)費(ひ)を稼(かせ)ぎます。しかし彼(かれ)らの多(おお)くが働(はたら)くファミレスや居酒屋(いざかや)などは、緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげん)が出(だ)された後(あと)に休業(きゅうぎょう)したり営業(えいぎょう)時間(じかん)を短(みじか)くしたりしました。その結果(けっか)、家賃(やちん)を払(はら)えずホームレスになりかねない留学生(りゅうがくせい)が何千(なんぜん)、何(なん)万(まん)人(にん)といることが考(かんが)えられます」


――日本人(にほんじん)と異(こと)なる課題(かだい)はありますか?

「就労(しゅうろう)ビザで日本(にほん)にいる場合(ばあい)、別(べつ)の仕事(しごと)を見(み)つけるのは簡単(かんたん)ではありません。語学(ごがく)講師(こうし)であれば、講師(こうし)としてビザを受(う)けているので全(まった)く違(ちが)う仕事(しごと)には就(つ)けませんし、もし在留(ざいりゅう)資格(しかく)を変更(へんこう)しようとする場合(ばあい)も、申請(しんせい)後(ご)、数(すう)カ(か)月(げつ)かかります。仕事(しごと)をしないまま3カ(か)月(げつ)たつとビザは取(と)り消(け)される可能性(かのうせい)もあります」
(イラスト・逸見恒沙子)
(イラスト・逸見恒沙子)
家賃(やちん)を払(はら)うことができないとき、どうしたらいいかは、こちらの記事(きじ)を読(よ)んでください
(やさしい日本語(にほんご))「国が家賃を払います」外国人もフリーランスも使える制度を解説


 
――セーフティーネットはないのですか?

「日本(にほん)では、仕事(しごと)がなくなったことで食費(しょくひ)やアパートの家賃(やちん)などが払(はら)えなくなった人(ひと)に対(たい)し、生活(せいかつ)するためにどうしても必要(ひつよう)な分(ぶん)のお金(かね)を支給(しきゅう)する『生活(せいかつ)保護(ほご)』という制度(せいど)があります。しかし、この制度(せいど)を利用(りよう)できるのは、10年(ねん)以上(いじょう)日本(にほん)に住(す)んでいることなどで永住権(えいじゅうけん)を得(え)た外国人(がいこくじん)など一部(いちぶ)だけです。また、言葉(ことば)の問題(もんだい)もあります。相談(そうだん)してくる人(ひと)たちは、会社(かいしゃ)との間(あいだ)で契約(けいやく)した賃金(ちんぎん)や労働(ろうどう)時間(じかん)を理解(りかい)していなかったり、雇(やと)い止(ど)めや賃金(ちんぎん)カット()にあった場合(ばあい)も、いつ、誰(だれ)からどのように言(い)われたのか、どういう内容(ないよう)の書面(しょめん)にサインしたのか分(わ)かっていなかったりする場合(ばあい)が多(おお)いです。留学生(りゅうがくせい)のアルバイトとして多(おお)いコンビニでは、契約書(けいやくしょ)をつくってもらっていない場合(ばあい)すらあります。本来(ほんらい)であれは、企業(きぎょう)が外国人(がいこくじん)に対(たい)して、しっかりと説明(せつめい)して対応(たいおう)しなければいけません。『5月(がつ)の大型(おおがた)連休(れんきゅう)が終(お)わるまで休(やす)んで』とか『休(やす)んでいる間(あいだ)の補償(ほしょう)はするから』などと言(い)われても、本当(ほんとう)にまた働(はたら)けるのか、補償(ほしょう)の中身(なかみ)はどうなっているのか分(わ)からず、不安(ふあん)に思(おも)う人(ひと)が多(おお)いのです」

「サポートセンターでは10人(にん)のボランティアスタッフで協力(きょうりょく)してメール、電話(でんわ)による相談(そうだん)を受(う)け付(つ)け、その後(あと)、十分(じゅうぶん)に注意(ちゅうい)したうえで直接(ちょくせつ)会(あ)って相談(そうだん)にのっています。ただ、対応(たいおう)できる言語(げんご)は『英語(えいご)』もしくは『簡単(かんたん)な日本語(にほんご)』です。日本(にほん)にはいま、160万(まん)人(にん)以上(いじょう)の外国人(がいこくじん)が暮(く)らし、留学生(りゅうがくせい)は30万(まん)人(にん)以上(いじょう)います。中(なか)には、英語(えいご)も日本語(にほんご)もわからない人(ひと)たちがいます。3~4月(がつ)に寄(よ)せられた250件(けん)程度(ていど)の相談(そうだん)はほんの一部(いちぶ)の声(こえ)に過(す)ぎないはずです。声(こえ)を上(あ)げようにも上(あ)げられない人(ひと)たちがいるのです」
ポッセのボランティア相談員と外国人労働者。左端が岩橋誠さん=2019年6月、POSSE提供
ポッセのボランティア相談員と外国人労働者。左端が岩橋誠さん=2019年6月、POSSE提供

日本社会の一員として

――POSSEではどのように対応(たいおう)しているのですか?

「まず、企業(きぎょう)に対(たい)して休業(きゅうぎょう)補償(ほしょう)を請求(せいきゅう)することを相談者(そうだんしゃ)にアドバイスします。本人(ほんにん)の理解(りかい)を得(え)ないまま一方的(いっぽうてき)に『仕事(しごと)に来(こ)なくていい』といったり、給与(きゅうよ)を減(へ)らしたりするのは労働(ろうどう)基準法(きじゅんほう)という法律(ほうりつ)に反(はん)します。オンライン業務(ぎょうむ)に切(き)り替(か)わった場合(ばあい)も含(ふく)め、それまでと同(おな)じように給与(きゅうよ)を請求(せいきゅう)できると私(わたし)たちは考(かんが)えています。また、住(す)む場所(ばしょ)を失(うしな)うおそれがある人(ひと)たちに、家賃(やちん)と同(おな)じぐらいのお金(かね)を自治体(じちたい)から原則(げんそく)3カ(か)月(げつ)分(ぶん)受(う)け取(と)れる「住居(じゅうきょ)確保(かくほ)給付金(きゅうふきん)」や、生活(せいかつ)していくのが難(むずか)しくなった人(ひと)たちが社会(しゃかい)福祉(ふくし)協議会(きょうぎかい)から最大(さいだい)20万(まん)円(えん)を借(か)りられる「緊急(きんきゅう)小口(こぐち)資金(しきん)」は外国人(がいこくじん)も利用(りよう)できるので、状況(じょうきょう)に応(おう)じて申請(しんせい)のサポートをしています」


――これから、日本(にほん)社会(しゃかい)が外国人(がいこくじん)労働者(ろうどうしゃ)に対(たい)し、どのような対応(たいおう)が求(もと)められますか?

「日本(にほん)は働(はたら)く人(ひと)の数(かず)が足(た)りないため外国人(がいこくじん)の受(う)け入(い)れを進(すす)めてきましたが、外国人(がいこくじん)への差別(さべつ)や制度(せいど)の不備(ふび)は少(すく)なくありません。コンビニや飲食店(いんしょくてん)、介護(かいご)の現場(げんば)などをみればわかるように、外国(がいこく)人(じん)がいなければ日本(にほん)社会(しゃかい)は前(まえ)に進(すす)めません。コロナ問題(もんだい)で見直(みなお)されている様々(さまざま)な課題(かだい)と同(おな)じように、外国人(がいこくじん)が日本(にほん)社会(しゃかい)の一員(いちいん)として当(あ)たり前(まえ)の生活(せいかつ)を送(おく)れるよう、一人(ひとり)ひとりの意識(いしき)や制度(せいど)を変(か)えていくべきです」