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インターハイが中止、その時キャプテンは…バスケ強豪・東山高に聞く

2019年ウインターカップでシュートを放つ東山高校の米須玲音選手
2019年ウインターカップでシュートを放つ東山高校の米須玲音選手 出典: 朝日新聞社

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新型コロナウイルスの影響で外出の自粛が多いなか、プロアマ問わず様々な人がSNSで動画を発信しています。京都府にある東山高校バスケットボール部もその一つです。「#ボールを繫げ」というハッシュタグを使って、部員が次の部員へとバスケットボールをパスしていく動画を発信しました。投稿したキャプテンの米須玲音さん(3年)と部員の中川泰志さん(3年)に、動画に込めた思いや現在の部活動について話を聞きました。

インタビューに答える中川さん(左)と米須さん
インタビューに答える中川さん(左)と米須さん

SNSで動画を発信

東山高校はウインターカップ、インターハイといった全国大会に複数回出場しているバスケットボールの強豪校です。今年2月にあった近畿新人大会も制し、本来であれば次の大会に向けて汗を流しているはずでした。

しかし、新型コロナ感染拡大の影響を受け、学校自体が休校に。部員集まっての練習はできず、今はそれぞれが自宅や寮で自主トレに励んでいます。

そんな中、「#ボールを繫げ」のハッシュタグで東山高校も動画を作りました。このハッシュタグは、別々に撮影した動画が一つのボールでパスで繋がっているように見える映像で、プロアマ問わず、バスケをする人たちの間で広がっています。

企画したのは、3年生の村山陣さんです。TikTokで動画を見て「自分たちもやろう」と呼びかけ、自宅や寮、河川敷などの屋外でドリブルやボール回しをして、仲間にパスをつないでいく動画を制作しました。

Twitterで動画投稿をする際、米須さんはこんなコメントを付けました。

「今、コロナの影響で世界中が大変ことになっています。1人1人が色々なことに気を配り、お互いが健康的に暮らせるように皆さんで協力し、この時期を乗り越えて行きましょう」

動画はSNSで拡散され、多くの再生数を集めています。

インターハイが中止に

動画を通じて部員の絆を深めたり、自主練を続けたりして、夏の大会への準備をできる範囲で進めてきた東山高校。しかし、4月26日に高校総体の中止が発表されました。

「中止の発表を受けた日は寮にいました。自分にはどうしようも出来ないことですが、ショックが大きかったです」と米須さんは言います。実家に戻っていた中川さんはメールで大会の中止を知りました。

それでも、キャプテンとしてチームをまとめる立場の米須さんは「目指すものがなくなって困っていると思う、けれど、トレーニングを続けていつでも試合ができる状態にしよう」とチームメイトに語りました。

コロナの先に

緊急事態宣言は解除されましたが、すぐにコロナ前の日常が戻るわけではありません。いつまで続くのか分からない状況で、どのようにモチベーションを保っているのでしょうか。

中川さんは「インターハイがなくなったからといって、自分のバスケ人生が終わるわけじゃない。その先を見据えてトレーニングを続けています」と話します。

そんな2人の家でのリフレッシュ方法を聞きました。米須さんは「家の手伝い」、中川さんは「Netflix」だそうです。高校生でもある2人の私生活が垣間見えます。

2人のコロナ終息後の「その先」とはなんでしょうか。

米須さん、中川さんともに目標は「大学進学、そしてプロで力を試したい」と力強く語ります。

ともやんさん(左上)、米須玲音選手(左下)、中川泰志選手(右上)、莉子さん(右下)
ともやんさん(左上)、米須玲音選手(左下)、中川泰志選手(右上)、莉子さん(右下) 出典: 朝日放送テレビ「部活ピーポー全力応援!ブカピ!」

2人のインタビューからはコロナに左右されない強い意志を感じました。2人だけでなく、全ての学生の未来が開けるよう、一日も早いコロナウイルス感染の終息を祈ります。

米須さん、中川さんへの取材風景は、「部活ピーポー全力応援!ブカピ!」のYoutubeチャンネルでもご覧いただけます。

朝日放送テレビ「部活ピーポー全力応援!ブカピ!」
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