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#19 注目!TikTok

「自己満足」のはずが…22万再生に 休校中に作った旅動画が話題に

旅で得たものは「感情」ですかね

話題の動画にも登場する熊本県の阿蘇山で撮影した写真=KAISEIさん提供
話題の動画にも登場する熊本県の阿蘇山で撮影した写真=KAISEIさん提供

目次

鹿児島薩摩川内市の「柳山アグリランド」の夕焼け、大分県の原尻の滝、福岡・糸島の海岸――。「九州のよかとこ、ずんばいあっから、まあ少しだけ見てってよ」と、九州のオススメスポットを地上と空からの動画や写真で紹介する動画をTikTokに投稿した旅好きの大学生がいます。ドローンなどを使って撮影された動画のあまりのクオリティーの高さに「すごい」「レベル高い」などのコメントがつき、投稿は22万回以上再生され、1万3000の「いいね」がついています。旅にはまったきっかけや、動画を投稿した理由について聞きました。

1回目の休校チャレンジは見送り

@_high_genkides

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動画を投稿したのは鹿児島県内の大学3年生、KAISEIさんです。緊急事態宣言の発令前に撮影した、九州の観光スポット6箇所を紹介した動画は、映像作家・しんのすけさんが提案したハッシュタグ「#休校チャレンジgw」を付けています。
【休校チャレンジとは】
3月、映像作家で人気TikToker(TikTokで活躍するクリエイター)のしんのすけさん(@deadnosuke)が、政府が休校要請を表明した直後に発案した企画。休校期間を利用し、家の中でできることとして「動画撮影に挑戦しよう」と呼びかけた。2回目となる「#休校チャレンジGW」は、「好き」をテーマに募集。「#休校チャレンジgw」のハッシュタグは、5月15日までに2881本が投稿されている。

「1回目の休校チャレンジ(3月3日~3月15日に開催)は見る側だったんですが、2回目があったらやってみようと思っていました」と、参加のチャンスを狙っていたKAISEIさん。大学は休校期間に入っており、自宅にいる時間が長くなっていた頃、休校チャレンジがまた開催されることを知り参加することにしました。

16歳で初一人海外旅行、開眼

KAISEIさんは旅行好きで、国内外をヒッチハイクなどで巡っています。
初めての海外での一人旅は16歳のとき。フロリダで大自然を感じ、「もっと色んな国をみてみたくなったんです」。
2回目の海外旅行は、大学2年生になる前、19歳の春に訪れたニュージーランドでした。「自然がすごいところに行きたくて」と、星がきれいなことで有名なテカポ湖を目指しました。しかも、陸路はヒッチハイクでつなぎました。

旅先での撮影を始めたのはこのニュージーランド旅行のときからです。「大人になってから見返したらおもしろいだろうな」と、ウェアラブルカメラのGoPro(ゴープロ)とドローンを用意しました。
ニュージーランド旅行以降は、その撮影機材を持って、KAISEIさん自身が「見たい景色があるところ」を中心に日本国内を巡っています。

ニュージーランドのトンガリロ山で撮った=KAISEIさん提供
ニュージーランドのトンガリロ山で撮った=KAISEIさん提供

旅で得られたものは

今年に入ってからは、インスタで知り合ったカメラ好きの友人たちと、車を借りて九州一周をしたり、一人でヒッチハイクで四国一周をしたりしました。
「ヒッチハイクをした後、乗せてくれた人と一緒に撮影をするんですが、そのときいつもグッとくるんですよね」とKAISEIさん。

旅で得られるものについて聞くと、少し考えたあとに、「一言で言えば、感情ですかね。感情が豊かになった気がします」との答え。

「いつも通りの生活や、いつも通りの会話の中でも相手の感情とか、色んなものを感じとれるようになった。世界観が広がったっていうんですかね…」

大分県の原尻の滝で撮影=KAISEIさん提供
大分県の原尻の滝で撮影=KAISEIさん提供

コロナ後は和歌山の砂浜に

実はKAISEIさん、春休みを利用して40日程度の東南アジア旅行を計画していましたが、新型コロナの影響で断念しました。
「コロナで旅に出られなくなってしまい、うずうずしています」と、いまは過去に撮影した動画や写真を見返したり、次の旅程を考えたりして気を紛らわす日々です。

「コロナが落ち着いたら、関西で唯一、行ったことがない和歌山を訪れたい。田辺の砂浜がきれいだと聞いているので、ドローンを飛ばして撮影できたら『映える』だろうなあと思っています」

KAISEIさんのTikTokには、今回の九州の紹介動画の他にも、旅先での写真や動画がたくさん投稿されています。動画投稿の一番の理由は「自己満足のため」と言いつつ、「投稿を見て、旅好きになってもらえたり、映像に残すことの楽しさを伝えたりしたい」と語ります。

人とのつながりや、人を大切にすることを旅から学んだというKAISEIさん。大学生のうちに47都道府県を制覇することを目指しているそうです。

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