連載
震災直後のラジオ、とーやま校長が「変えなかったこと」 曲にも想い
2005年からTOKYO FMをキーステーションにJFN系38局で、平日毎日放送されている、「SCHOOL OF LOCK!(SOL)」の「とーやま校長」が、3月をもって退任します。2010年の着任から10年。生徒にとっても、とーやま校長にとっても大きな出来事の一つに、2011年3月11日の東日本大震災がありました。校長にとっては着任後1年経たない中での出来事。手探りの中続けた放送について、振り返ってもらいました。
<SCHOOL OF LOCK!>
2005年からTOKYO FMをキーステーションにJFN系38局で、月~金曜夜10時から放送。番組を「ラジオの中の学校」と位置づけ、パーソナリティーの「とーやま校長」と、「生徒」に見立てたリスナーたちが、電話やネットの番組掲示板を通じて交流。自由に書き込みをすることができる掲示板に登録した生徒は延べ50万人を超え、中高生からの人気を集める。
とーやま校長は2代目。初代はやましげ校長。教頭もいて、やしろ教頭、よしだ教頭、あしざわ教頭が番組を支えた。PerfumeやMrs. GREEN APPLE、サカナクションなども出演し、番組内に授業(コーナー)を持つ。そして、今年4月からは「さかた新校長」、「こもり新教頭」がパーソナリティーとなることが3月5日の放送で発表された。
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