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手編み「遮光器土偶ニット帽」がカワイイ! 小牧野遺跡の商品が話題
遮光器土偶をイメージしたニット帽です。
青森市にある縄文時代後期の国史跡「小牧野遺跡」。その展示施設で販売されている「遮光器土偶ニット帽」がツイッター上で注目を集めています。誕生の経緯について取材しました。
小牧野遺跡の展示施設「縄文の学び舎・小牧野館」。
そこを管理している一般社団法人・小牧野遺跡保存活用協議会のフェイスブックアカウントが今月25日、こんな告知をしました。
「手編み遮光器土偶ニット帽 遮光器土偶の頭の結髪をイメージして手編みで制作した、全てが微妙に違う一点物です♪」
価格は税込み4400円。市内に住む個人が手編みしたもので、限定5個で販売したところ売り切れたため、追加で予約発注しているそうです。
このニット帽がツイッターで紹介されると、「企画力が異次元」「通販はされてますか?」といった反応が寄せられ、話題になっています。
「Tシャツ・眼鏡に続く、遮光器土偶グッズの第3弾です」と話すのは、協議会の理事・後藤公司さん。
協議会メンバーに遮光器土偶好きがいて企画したそうですが、小牧野遺跡では遮光器土偶は出土していないそうです。
(※市内で出土した遮光器土偶は展示されています)
ニット帽は手編みのため、オリジナルカラーの特別注文も可能で、その場合は価格が税込み5500円になるそうです。
商品が話題になったことについては、こう話します。
「縄文時代を連想させる人気の土偶を身につけて、世界遺産登録を目指す『北海道・北東北の縄文遺跡群』を盛り上げていただければと思います」
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