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#9 #やさしい日本語

日本語の勉強を応援する法律 何が変わる?【やさしい日本語】

日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)する外国人(がいこくじん)を応援(おうえん)する法律(ほうりつ)が、6月(がつ)にできました。どこでもだれでも、日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)できるようにしよう、ときめました。

北九州国際交流協会では、外国人のママとパパに買い物したり子どもを病院に連れて行ったりするための日本語を教えています=奥村智司撮影
北九州国際交流協会では、外国人のママとパパに買い物したり子どもを病院に連れて行ったりするための日本語を教えています=奥村智司撮影 出典: 朝日新聞

目次

この「やさしい日本語(にほんご)ニュース」は、日本語(にほんご)にまだ()れていない(ひと)のために、()かりやすい日本語(にほんご)()いたニュースです。外国(がいこく)(ひと)意見(いけん)()いて、「(つた)わりにくい」言葉(ことば)(なお)しました。校正(こうせい)過程(かてい)こちらです!

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日本語(にほんご)勉強(べんきょう)する外国人(がいこくじん)応援(おうえん)する法律(ほうりつ)が、6(がつ)にできました。

法律(ほうりつ)名前(なまえ)は、「日本語(にほんご)教育(きょういく)推進(すいしん)(ほう)」です。

日本(にほん)()らす外国人(がいこくじん)が「日本語(にほんご)勉強(べんきょう)したい」と(おも)ったときに、勉強(べんきょう)できるようにして、日本(にほん)()らしやすくなるようにする法律(ほうりつ)です。

法律(ほうりつ)は、(くに)と、外国人(がいこくじん)()んでいるまちの役所(やくしょ)外国人(がいこくじん)(はたら)いている会社(かいしゃ)が、しなければならないことを()めました。


(くに)やまちの役所(やくしょ)は、外国人(がいこくじん)日本語(にほんご)勉強(べんきょう)できる方法(ほうほう)(かんが)えなければいけません。その方法(ほうほう)は、外国人(がいこくじん)日本語(にほんご)(おし)える先生(せんせい)(そだ)てたり、勉強(べんきょう)する場所(ばしょ)(つく)ったりすることです。
愛知県豊川市では外国人の子どもたちのために無料の日本語教室「こぎつね教室」を作りました=前川浩之撮影
愛知県豊川市では外国人の子どもたちのために無料の日本語教室「こぎつね教室」を作りました=前川浩之撮影 出典:朝日新聞
外国人(がいこくじん)(はたら)会社(かいしゃ)は、外国人(がいこくじん)とその家族(かぞく)が、日本語(にほんご)勉強(べんきょう)できるように、仕事(しごと)時間(じかん)()らして勉強(べんきょう)時間(じかん)(つく)ったり、勉強(べんきょう)するときに使(つか)教科書(きょうかしょ)用意(ようい)したりして、応援(おうえん)します。

これから、(くに)や、まちの役所(やくしょ)や、会社(かいしゃ)は、外国人(がいこくじん)日本語(にほんご)勉強(べんきょう)をすることを(たす)けるために、(いま)までよりも、たくさんのお(かね)使(つか)わなければなりません。


この法律(ほうりつ)大切(たいせつ)なものですが、一番(いちばん)大切(たいせつ)なのは、(くに)や、まちの役所(やくしょ)や、会社(かいしゃ)法律(ほうりつ)(まも)ることです。
たくさんのベトナム人が働く佐賀県の靴下製造「イイダ靴下」(本社・奈良県)の工場では、週1回4時間の日本語学習会を開いています=ハノイ、織田一撮影
たくさんのベトナム人が働く佐賀県の靴下製造「イイダ靴下」(本社・奈良県)の工場では、週1回4時間の日本語学習会を開いています=ハノイ、織田一撮影 出典:朝日新聞

今、日本にある問題

日本(にほん)には、日本語(にほんご)勉強(べんきょう)する外国人(がいこくじん)(やく)24(まん)(にん)()んでいます。技能(ぎのう)実習(じっしゅう)(せい)留学生(りゅうがくせい)()えています。日本語(にほんご)勉強(べんきょう)する外国人(がいこくじん)()どもたちもたくさんいます。

でも(いま)は、日本語(にほんご)(おし)える先生(せんせい)(かず)()りません。日本語(にほんご)教室(きょうしつ)がない(まち)もあります。(おし)えるのが上手(じょうず)先生(せんせい)もいるし、あまり上手(じょうず)でない先生(せんせい)もいます。

(いま)は、日本語(にほんご)勉強(べんきょう)することがかんたんなまちと、勉強(べんきょう)することが(むずか)しいまちがあります。この法律(ほうりつ)ができたので、これからは、このような()んでいるまちによる(ちが)いがなくなるように、(くに)や、まちの役所(やくしょ)ががんばらなければなりません。
出典: PIXTA

日本語を勉強する場所は

いま、もし「日本語(にほんご)勉強(べんきょう)したい」と(おも)ったら、日本語(にほんご)教室(きょうしつ)(さが)してしてください。

日本語(にほんご)教室(きょうしつ)では日本語(にほんご)先生(せんせい)やまちの(ひと)(ボランティア)が日本語(にほんご)(おし)えます。

()んでいるまちの役所(やくしょ)や、国際(こくさい)交流(こうりゅう)協会(きょうかい)()くと、日本語(にほんご)教室(きょうしつ)について(おし)えてくれます。 勉強(べんきょう)だけではなくて、日本人(にほんじん)外国(がいこく)友達(ともだち)ができるイベントもあります。
大阪市生野区は日本人と外国人が「やさしい日本語」で話をして楽しむイベントをしました=澤木香織撮影
大阪市生野区は日本人と外国人が「やさしい日本語」で話をして楽しむイベントをしました=澤木香織撮影 出典:朝日新聞
仕事(しごと)があるので、日本語(にほんご)教室(きょうしつ)()くことができません」という(ひと)がいるかもしれません。

その(ひと)たちのために、この法律(ほうりつ)で、会社(かいしゃ)は、日本語(にほんご)勉強(べんきょう)をしたい(ひと)勉強(べんきょう)することができるように、その(ひと)仕事(しごと)時間(じかん)()らしたりしなければならない、と()めました。

また、「(ちか)くに日本語(にほんご)教室(きょうしつ)がありません」という(ひと)がいるかもしれません。その(ひと)たちのために、この法律(ほうりつ)で、(くに)や、まちの役所(やくしょ)は、日本語(にほんご)勉強(べんきょう)する場所(ばしょ)(つく)らなければならない、と()めました。

この法律(ほうりつ)で、(くに)や、まちの役所(やくしょ)や、会社(かいしゃ)は、外国人(がいこくじん)日本語(にほんご)勉強(べんきょう)することができるように、いろいろなことをしなければならない、と()めました。 でも、きまったことが実現(じつげん)する(できるようになる)までには、すこし時間(じかん)がかかるかもしれません。


日本語(にほんご)勉強(べんきょう)したい(ひと)は、(いま)はYouTubeを()ると()いかもしれません。日本(にほん)大学生(だいがくせい)(つく)った「日本語(にほんご)(もり)」は人気(にんき)があります。

(くに)もインターネットで日本語(にほんご)勉強(べんきょう)することができるように、準備(じゅんび)しています。もう(すこ)()っていてください。

この「やさしい日本語(にほんご)ニュース」を(おし)えてくれた(ひと)は、庵功雄(いおりいさお)先生(せんせい)一橋大学(ひとつばしだいがく))です。

 

日本(にほん)大事(だいじ)なニュース、おもしろいニュースを、わかりやすい「やさしい日本語(にほんご)」にします。
だいたい土曜日(どようび)に、(あたら)しいニュースが()めます。


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