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ネットの話題

写真にしか見えない色鉛筆画 ネットでつながった4人でユニット結成

色鉛筆画家4人がユニット「イロドリアル」を結成して合作に取り組んでいます。

イロドリアルのメンバー・長靴をはいた猫さんの作品
イロドリアルのメンバー・長靴をはいた猫さんの作品 出典: 長靴をはいた猫さんのツイッター

目次

 ツイッターで注目を集めた色鉛筆画家4人が、ユニット「イロドリアル」を結成して合作に取り組んでいます。今月下旬のイベントデビューを前に、発起人に話を聞きました。

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メンバーは4人


 先月開設された「イロドリアル」のツイッターアカウント。名前の由来は、色彩の「彩り(いろどり)」と、写実的な「リアル」の組み合わせです。

 メンバーは、4万人以上のフォロワー数を誇る高校生「長靴をはいた猫」(@erumo_0384)、リアルな猫や昆虫などを描く大学生「音海はる」(@huwahuwa1_25)、トリックアートが得意な大学院生「みやかわ」(@miya_drawing)、色鉛筆画教室の講師「ぼんぼん」(@bonbon20170916)の4人です。

 それぞれツイッターで発表した作品が話題になり、ネットメディアやテレビで取り上げられたことがある色鉛筆画家たちです。

代表に聞きました


 結成のきっかけについて、代表のぼんぼんさんはこう話します。

 「ツイッターではつながっていた4人ですが面識はありませんでした。今年9月に、私の展示会にみやかわくんが来てくれたのが始まりでした」

 展示会に作品を出すことが多いぼんぼんさん。一つのテーマで油彩、アクリル、色鉛筆など、それぞれの作家たちが出品しますが、「どうせなら色鉛筆画家の作品だけでできないだろうか」と思いついたそうです。

 そこで、普段からツイッターで作品を見て「この絵好きだなぁ」「尊敬できるな」と思ったメンバーに声をかけたといいます。

結成の理由は


 ユニットを結成したのは、2つの理由があるそうです。

 「1つはお互いの成長のためです。一緒に活動する中で得意・不得意な部分を補完し合ったり、ノウハウを学んだり。もう1つは色鉛筆画をもっと知ってもらう、普及させるためです」

 現在、4人で1つの絵を完成させようと取り組んでいて、イロドリアルのアカウントではその経過も報告。近日中に完成した作品を披露する予定です。

これからについて


 関東、関西、東北と違うところに住んでいるため、顔を合わせたことがあるのは、みやかわさんとぼんぼんさんの2人だけ。

 ですが、LINEのグループトークを使って定期会議を毎週開き、方向性や活動内容を決めています。

 そんなユニットのデビューイベントとなるのが、大阪市で11月23・24日に開催される「大OSAKA画材まつり2019」です。

 4人の代表作を展示し、24日13時から15時までは音海さんを除く3人が在廊する予定です。

 今後の活動について、ぼんぼんさんはこう話します。

 「個人の活動も大事にしながら、それぞれがもっと開花できるよう、One for all, All for oneの精神で取り組みます。みなさんに、すごい!おもしろい!いい!と思ってもらえるものを作っていきます」

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