ネットの話題
写真にしか見えない色鉛筆画 ネットでつながった4人でユニット結成
色鉛筆画家4人がユニット「イロドリアル」を結成して合作に取り組んでいます。

ネットの話題
色鉛筆画家4人がユニット「イロドリアル」を結成して合作に取り組んでいます。
ツイッターで注目を集めた色鉛筆画家4人が、ユニット「イロドリアル」を結成して合作に取り組んでいます。今月下旬のイベントデビューを前に、発起人に話を聞きました。
長靴をはいた猫+音海はる+みやかわ+ぼんぼんの4名による色鉛筆画家ユニットです。
— イロドリアル (@irodoreal) November 2, 2019
徹底的にリアルを追求すべく、互いに切磋琢磨し高みを目指すと共に、色鉛筆画の魅力を広く伝えたい…という意志の元結成しました。
これから様々なチャレンジをしていきますのでよろしくお願いします。 pic.twitter.com/hzvFKsrp49
先月開設された「イロドリアル」のツイッターアカウント。名前の由来は、色彩の「彩り(いろどり)」と、写実的な「リアル」の組み合わせです。
メンバーは、4万人以上のフォロワー数を誇る高校生「長靴をはいた猫」(@erumo_0384)、リアルな猫や昆虫などを描く大学生「音海はる」(@huwahuwa1_25)、トリックアートが得意な大学院生「みやかわ」(@miya_drawing)、色鉛筆画教室の講師「ぼんぼん」(@bonbon20170916)の4人です。
それぞれツイッターで発表した作品が話題になり、ネットメディアやテレビで取り上げられたことがある色鉛筆画家たちです。
長靴をはいた猫
— イロドリアル (@irodoreal) November 2, 2019
高校生色鉛筆画家
中学3年の秋、親に影響を受けて家で絵を描き始める。
高校1年の終わりに投稿した宝石の色鉛筆画がTwitterで拡散され、それをきっかけにテレビやメディアから取材を受け活動の幅を広げる。
今後、イロドリアルとして様々なことにチャレンジしていきたいと思います! pic.twitter.com/5jWPQqKuLm
音海はる
— イロドリアル (@irodoreal) November 2, 2019
2001年1月生まれ
高校2年で色鉛筆画を始める。
独学で技術を学び、メディア取材や仕事依頼を受けつつ楽しく活動中。
主な活動歴は「家のネコと野生のネコ」カバーイラスト担当(株式会社エクスナレッジ)や山形放送ピヨ卵ワイド出演等。
今後イロドリアルを通じ、精一杯邁進していきます! pic.twitter.com/KiJArjmt8I
結成のきっかけについて、代表のぼんぼんさんはこう話します。
「ツイッターではつながっていた4人ですが面識はありませんでした。今年9月に、私の展示会にみやかわくんが来てくれたのが始まりでした」
展示会に作品を出すことが多いぼんぼんさん。一つのテーマで油彩、アクリル、色鉛筆など、それぞれの作家たちが出品しますが、「どうせなら色鉛筆画家の作品だけでできないだろうか」と思いついたそうです。
そこで、普段からツイッターで作品を見て「この絵好きだなぁ」「尊敬できるな」と思ったメンバーに声をかけたといいます。
【みやかわ】@miya_drawing
— イロドリアル (@irodoreal) November 2, 2019
本業は理系の大学院生です
色鉛筆で様々な写実的作品を描いてきましたが、最近は立体トリックアート専門みたいになっています
この度、さらなる技術向上を目指し色鉛筆ユニット「イロドリアル」としての活動を始めさせていただきました
よろしくお願いします! pic.twitter.com/WMvEuyOHF1
「ぼんぼん」@bonbon20170916
— イロドリアル (@irodoreal) November 2, 2019
京都新聞文化センター色鉛筆画教室講師。
絵は極力実物そのままを再現すべくリアルを追及。ジャンルは「食べ物、車、動物、風景、人物」等なんでも描きます。
イロドリアルの活動を通じて、より幅を広げ「森羅万象全てを色鉛筆で」描ける様精進して参ります。 pic.twitter.com/3CQ2OpfxTO
ユニットを結成したのは、2つの理由があるそうです。
「1つはお互いの成長のためです。一緒に活動する中で得意・不得意な部分を補完し合ったり、ノウハウを学んだり。もう1つは色鉛筆画をもっと知ってもらう、普及させるためです」
現在、4人で1つの絵を完成させようと取り組んでいて、イロドリアルのアカウントではその経過も報告。近日中に完成した作品を披露する予定です。
【デビューイベント決定!】
— イロドリアル (@irodoreal) November 3, 2019
今月23(土)24(日)大阪南港で開催の「大OSAKA画材まつり」に緊急参戦します!
多くのTVに取り上げられた「ユキヒョウ」や海外メディア注目の「トリックアート」等。我々自慢の色鉛筆作品を展示します!
↓詳細はこちら↓https://t.co/67KMD4bnxl pic.twitter.com/ATOY5l61u9
関東、関西、東北と違うところに住んでいるため、顔を合わせたことがあるのは、みやかわさんとぼんぼんさんの2人だけ。
ですが、LINEのグループトークを使って定期会議を毎週開き、方向性や活動内容を決めています。
そんなユニットのデビューイベントとなるのが、大阪市で11月23・24日に開催される「大OSAKA画材まつり2019」です。
4人の代表作を展示し、24日13時から15時までは音海さんを除く3人が在廊する予定です。
今後の活動について、ぼんぼんさんはこう話します。
「個人の活動も大事にしながら、それぞれがもっと開花できるよう、One for all, All for oneの精神で取り組みます。みなさんに、すごい!おもしろい!いい!と思ってもらえるものを作っていきます」
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