埼玉県内の公立小学校の先生が残業代240万円を請求
田中まさおさん(手前中央)は提訴時に記者会見を行い、教員の労働現場について語った=2018年9月25日、さいたま市浦和区高砂3丁目、笠原真撮影
ピーク時には「過労死ライン」に匹敵する残業
どんなに働いても手当は一律4%
裁判の資料に目を通す田中まさおさん。自身の働き方をまとめた文書には、長年の思いがこもっている=2019年5月17日、さいたま市、牧内昇平撮影
残業は先生の自発的行為?
埼玉県庁
「現場の教員は残業を強いられている」
多くの先生が「過労死ライン」
文科省が調査した教諭の1週間の勤務時間
残業代裁判が現状に一石を投じるか
裁判所の前で傍聴に訪れた人たちと語り合う田中まさおさん(手前)。奥の男性は名古屋大学准教授の内田良さん=2019年5月17日、さいたま市、牧内昇平撮影
退職間際に提訴した思い
裁判の後、インタビューに答える田中まさおさん=2019年5月17日、さいたま市内、牧内昇平撮影