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連載

さんからの取材リクエスト

2018年末、福岡の川に現れたマンボウ(?)、その後どうなったの?



#9 ざんねんじゃない!マンボウの世界

「福岡の川にマンボウが…」話題になった個体のいま 解剖調査を取材

解剖調査を独占取材、お腹をひらいてみると…実は「○○」だった!

福岡市樋井川で発見されたヤリマンボウ
福岡市樋井川で発見されたヤリマンボウ 出典: 石鹸@趣味垢用さんのツイート

目次

「川にマンボウがいる……」。2018年の年末、福岡県福岡市で発信されたそんな情報がネット上を駆け巡りました。テレビやネットニュースでも報じられたため、記憶に残っている方も多いかもしれません。驚きの状況に、ボーカロイド・初音ミクの曲にちなんで「まさに”家の裏でマンボウが死んでる”」と話題に。その個体はいま、福岡県北九州市にある「北九州市立いのちのたび博物館」に保管されています。”マンボウ”は一体、どうして川を遡ってしまったのでしょうか。記者が調査に同行、独占取材となった現場を報告します。

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川で”マンボウ”発見の経緯

福岡市の樋井川で”マンボウ”が最初に目撃されたのは、クリスマスを前にした2018年12月22日。川を遡上する姿がテレビなどでも取り上げられ話題となりましたが、25日の時点で死亡していることが報じられました。

しかし息を引き取った後も”マンボウ”は潮の満ち引きで川を漂い、目撃情報が続きます。27日には、「通勤途中の川にマンボウがうちあがってて思わずガン見してしまった」と、ツイッターアカウント・石鹸@趣味垢用さんが写真つきで投稿。「マンボウくんなにしてるの」「状況がわけがわからない」と注目され、ツイートは3万回以上リツイートされました。


その後、このツイートに反応した人たちによって”マンボウ”は28日に回収されました。そして現在、北九州市のいのちのたび博物館に保管されています。

実は「ヤリマンボウ」、しかも2014年にも…

なぜ”マンボウ”という表記にしているかというと、この個体、実は「ヤリマンボウ(ヤリマンボウ属)」という種類の魚。なじみのない名前かもしれませんが、水族館などで見かける「マンボウ(マンボウ属)」とは、属が異なる別の魚なのです。

「ヤリマンボウ」は、見た目が「マンボウ」とよく似ているため、混同されることが多いそうです。大きな違いは、通常の魚の「尾びれ」の位置にある「舵びれ」と呼ばれる部位の形。「マンボウ」の「舵びれ」は波打ったような形をしていますが、「ヤリマンボウ」は「やり」のような突出部があるのが特徴です。

ヤリマンボウは舵びれにある突出部が特徴
ヤリマンボウは舵びれにある突出部が特徴 出典: 澤井悦郎さん提供

しかもこの「ヤリマンボウ」、以前にも川を遡上した事例があります。2014年11月、長崎県の江迎川でのことでした。近隣の住民が、川に「ヤリマンボウ」を発見。その後、ひどく衰弱しており息絶え、西海国立公園九十九島水族館に運ばれています。この事例は2018年に論文となり、withnewsでも記事を配信しました。

論文の執筆者で、マンボウを解説する一般書「マンボウのひみつ」の著者でもある澤井悦郎さんは、長崎で発見された「ヤリマンボウ」が川を遡上した理由を、「単に『迷入』した可能性が高い」と結論づけました。つまり、シンプルに迷い込んでしまったというのです。

なんと不運なこと……私は当時この結論を聞いて、体の力が抜けたのを覚えています。では今回、福岡・樋井川のヤリマンボウは……? 年末のニュースを見て、ずっと心にひっかかっていました。

話題となった、その現場とは…

前述のマンボウ研究者・澤井さんから「樋井川のヤリマンボウを調査する時、取材に来ますか?」とツイッターのDMが来たのが、年が明けた2019年1月。「いのちのたび博物館」で該当の個体の解剖調査を行うといいます。私は「行きたいです!」と返信した直後に、「ありがとうございます!」と勢いよく感謝を述べていました。

そして3月、私(東京本社勤務)は福岡市にいました。同行取材は北九州市の予定ですが、その前にどうしても「現場」が見たかったのです。飛行機で降り立ってすぐ、ヤリマンボウが発見された樋井川に向かいました。

ここが、樋井川……。
ここが、樋井川……。

河口の近くには地下鉄の駅や高層マンション、大きな道路にファミレスもありで、人通りも盛んでした。川の幅も30mほどはあるでしょうか。時刻は18時半を過ぎた頃。干潮の時間帯ではありましたが、この辺りはまだ深さもそれなりにありそう。

こちらが河口方面、ここではそれなりに深さもありそう
こちらが河口方面、ここではそれなりに深さもありそう

さて、ヤリマンボウはどのようにここを泳いでいったのでしょうか。もう少し早めに到着していれば……と悔やみつつ、暗くなっていく川沿いを、上流に向かって歩き始めました。

こちらが上流方面、ここからヤリマンボウの道のりを辿ります
こちらが上流方面、ここからヤリマンボウの道のりを辿ります

大通りから少し離れれば、そこは閑静な住宅地。たまに帰路につく人や犬の散歩をする住民とすれ違いますが、川の流れる音が聞こえるほど、とても静かです。

すると突然、水面をはじく音。振り返ると鳥です。なんだ鳥かと思い歩みをすすめると脇の家の犬にほえられ……、カメラを握りしめながら、だんだん不安になってきました。

上流に向かうにつれ、川も徐々に細く、明らかに浅くなっていきます。もしかしたら、ヤリマンボウもこんな気持ちで進んでいったのかもしれません。心細かったろうな……と、ヤリマンボウに思いを馳せながら歩きます。

あたりも十分に暗くなった頃、石鹸@趣味垢用さんがツイッターに投稿した写真を撮影したという、草香江(くさがえ)新橋周辺に着きました。河口から2.75km。福岡市地下鉄の西新駅から歩いて30分ちょっと。スーツケースを持ってきたことをひどく後悔しました。

ここが草香江新橋。もうあたりは真っ暗です
ここが草香江新橋。もうあたりは真っ暗です

河川の両脇には、マンションや住宅が立ち並んでいます。まさに「家の裏でマンボウが死んでる」とはこのこと。にしても、干潮とはいえ、あまりにも川が浅い……。本当にこんなところにヤリマンボウが? そんなまさか……。

草香江新橋周辺。水があるのは奥の方に見える部分だけ。
草香江新橋周辺。水があるのは奥の方に見える部分だけ。

現地取材は、己の目で見ることで、更に信じられなくなるという予想外の結末を迎えました。

そしてその衝撃は、ヤリマンボウと対面したときにもやってきたのです……。

ついに、ヤリマンボウとの対面

そして翌日。北九州市にあるいのちのたび博物館にやってきました。ちなみに、目と鼻の先には、2017年末で閉園したスペースワールドの跡地が。かなり解体が進んでおり、シンボルのスペースシャトルももうありません。

スペースワールド駅近くの歩道橋から見えたスペースワールド跡地。工事がすすんでいました。
スペースワールド駅近くの歩道橋から見えたスペースワールド跡地。工事がすすんでいました。

ヤリマンボウの測定および解剖調査は、澤井さん主導のもと行われました。いのちの博物館で魚類を担当する学芸員・日比野友亮(ゆうすけ)さんや、博物館を拠点に活動する「自然史友の会」の研究部会の会員の方々も見守ります。

「マンボウの解剖、ものすごい臭いしますから」。以前、取材したときに澤井さんはこんなことを言っていました。体内には寄生虫も多数いるそうです……。

恐ろしい言葉が脳内を駆け巡るなか、コンビニで買ったマスクをにぎりしめて解剖に挑みました。一方、澤井さんは長靴にはきかえ、測定すべき部位をまとめたチェックシートの準備をすすめます。どうやら、マスクはしないもよう……。

博物館のバックヤードにある部屋で、ついに、ヤリマンボウとの対面です。

ずっと冷凍で保管されていたというヤリマンボウ。ブルーシートの上に横たわった個体を見て驚きました。

想像していたよりもずっと大きいのです。

保管されていた「ヤリマンボウ」。横に置いた洗剤から、その大きさが伝わるだろうか
保管されていた「ヤリマンボウ」。横に置いた洗剤から、その大きさが伝わるだろうか

澤井さんが手際よく全長をはかると、112cm。

どれくらい大きいかというと、「THE ALFEE」の高見沢俊彦さんのギター「Heart Angel」の天使が翼を広げた長さ、くらいでしょうか(画像検索の結果とwikipediaにある高見沢さんの身長から概算)。

ちょっとわかりにくかったかもしれませんが、50インチ型のテレビの幅くらいでもあります(テレビのインチは対角線の長さ)。なので、高見沢さんが「Heart Angel」か50インチ型のテレビを抱えているのを想像してみていただけると、その大きさをわかっていただけるのではないかと思います。

ヤリマンボウの写真を撮影する澤井さん(右)
ヤリマンボウの写真を撮影する澤井さん(右)

ちなみにこのヤリマンボウの体重は55kg。中学3年生の男子の平均体重(平成30年度)よりも重いです(高見沢さんの体重はわかりませんでした)。

個体を裏返すだけでも、大人3人がかり。「本当にこの個体が川を遡上したの?」と疑いたくなるような大きさです。

おそるおそる舵びれをさわってみると、少し弾力があります。水で戻したきくらげのような感触でした。

お腹をひらかないとわからないこと

各部位の測定や、DNA解析用のサンプルをとって、解剖に入ります。ちょっと写真ではお見せできないのですが、肋骨がないお腹を開いて体内も調べていきます。

すると、澤井さんが一言。

「メスです」

ヤリマンボウやマンボウ属の魚は、見た目だけでは雌雄の判別をすることが難しいです。体内の生殖線を確認して初めて、オスかメスか判断することができるのです。そうか、おめいメスだったのか……。

取り出した胃の中からは、落ち葉や土、砂利がたくさんでてきました。澤井さんは「川の中を進んだり、座礁したりするうちに飲み込んでしまったのでしょう」と推測します。

調査を見守る学芸員の日比野さん(後方右)と「自然史友の会」の会員のみなさん
調査を見守る学芸員の日比野さん(後方右)と「自然史友の会」の会員のみなさん

解剖が進むと、独特の臭いが部屋にたちこめてきました。学芸員の日比野さんや水生生物に慣れ親しんでいる研究部会の人々が、口々に「カブトガニっぽい」「うんうん、カブトガニの臭いに似てる」と言います。「例え」の引き出しの中に、カブトガニがある研究者、おそるべし……。

ヤリマンボウの臭いも、カブトガニの臭いも嗅いだことのない人のために、私ができる範囲で説明すると、魚屋さんの臭いをぎゅぎゅーっと凝縮したものを想像した上で、更に凝縮した感じです。

一番ヤリマンボウに近いところで作業を続ける澤井さんに「大丈夫ですか?」と聞くと、「もう慣れっこなんで、大丈夫です」。

ヤリマンボウの各部位を測定する澤井さん(中央)
ヤリマンボウの各部位を測定する澤井さん(中央)

12年間、マンボウの研究を続けている澤井さん。とても気さくな、マンボウへの愛があふれる人で、これまで何度も取材に協力していただきました。その雰囲気とマンボウのイメージから、漠然と「楽しそうだな」と思っていたのですが、これを見るとマンボウの調査はかなりの体力勝負。そして、臭いで精神的にも削られます。

この日は数人の手伝いがありましたが、普段はひとりでやっているそうです。淡々と解剖をこなしていく澤井さんの背中を見て、研究者の過酷さや強さを感じました。

取り出した内蔵の重さや、腸の長さなどを測って解剖は終了。データは資料として蓄積されます。そして、メスだとわかったヤリマンボウはまた、大人3人がかりで再び冷凍庫に戻されました。

澤井さんが調査の際に記入しているチェックシート。部位ごとに50近くの計測ポイントがある
澤井さんが調査の際に記入しているチェックシート。部位ごとに50近くの計測ポイントがある

ヤリマンボウ、川でも生きられるの?

座礁現地を取材し、解剖にも同行し、このヤリマンボウが置かれた状況がだんだん見えてきました。

でも、そもそも海水魚であるヤリマンボウが、汽水域の川を泳いでのぼっていくことができるのでしょうか。その答えは、解剖の前に行われた講演会で説明されました。

講演会を行う澤井さん
講演会を行う澤井さん

「真水であっても短期間であれば大丈夫ですが、長期間になると生存は難しいと考えられます」(澤井さん)

実は、水族館などでも、展示水槽に入れる前に海水魚を淡水に入れる「淡水浴」を行う場合もあるといいます。これは、海水魚の体表についている寄生虫をとることが目的です。

ただし、海水魚は長時間淡水につかっていると、浸透圧の問題で水分が体内に過剰に入った状態になり、塩分濃度など生きていくことに必要な体内の成分が低下します。発見されたヤリマンボウは、この状態になっていた可能性が高いといいます。

講演会のようす
講演会のようす

また澤井さんは「加えて、発見された12月22日は、博多湾に比べて樋井川の水温は低くなっていました。体が冷えて活動力が低下し、動きが鈍くなってしまったのでは」と指摘します。

そして、ヤリマンボウは川の水位が低下していくうちに、打ち上げられてしまいます。住民の救助によって、2回水深が深い場所に移されたことが確認されていますが、長時間体が水の外にさらされたこと、エサが食べられなかったこと、生活排水を受けたことなどのストレスも折り重なり、死亡したとみられます。ヤリマンボウの胃から出てきた落ち葉や泥から、この個体の無念さを感じます。

ヤリマンボウ、どうして川に?

では、どうしてヤリマンボウは川を遡上したのでしょうか? 

これを聞くために私は東京から北九州にやってきたのですが、澤井さんの答えは「詳しい理由はよくわかりません」。

なんと……、これまでの行程を思い出し、うちひしがれる私。

でも、まだ終わっていません。「わからないんですけど」と続ける澤井さん。

「ジンベイザメやクロマグロなど、大型の個体が川に迷い込む、という事例は他でも報告されています。そんなに確率は高くないのですが、これらの事例も『偶然迷い込んだ』と考えられています」

ヤリマンボウが遡上していった樋井川
ヤリマンボウが遡上していった樋井川

「ひとつの要因として、冬の日本海特有の強い偏西風の影響が考えられます。偏西風の影響でいろいろな海水魚が岸に寄せられる、という現象も研究されています」

ヤリマンボウも、冬の日本海側では岸に打ち上げられた事例がいくらか報告されているといいます。昨冬は、福岡だけではなく、日本海側のさまざまな地域でヤリマンボウが打ち上がっていたそうです。

「なので、このヤリマンボウも強い偏西風の影響で岸側に寄せられたのですが、ちょうどそこが海岸ではなく河口だったために、そのまま川を遡上してしまったのではと推測しています」

冬の日本海外側に吹く強い偏西風の影響で、岸側に寄せられ、川に迷い込んでしまった可能性があるという
冬の日本海外側に吹く強い偏西風の影響で、岸側に寄せられ、川に迷い込んでしまった可能性があるという

「長崎の事例とよく似ていますね。まさかヤリマンボウの川座礁の論文を出した年に、同じ現象が再び起きるとは驚きました」と澤井さん。「もしかしたら、住民に発見されていないだけで、他の川でも起こっているのかもしれません」

「もうすぐ令和になるので、平成最後のマンボウ調査となりました」と感慨深げでした。

あの個体はこれからどうなる?

いのちのたび博物館では、約3.3mの巨大なウシマンボウの剝製が展示されています。天井からつり下げられた様子は大迫力。フォトスポットもあり、訪れたお客さんの間で人気だそうです。

いのちのたび博物館に展示されているウシマンボウの剝製
いのちのたび博物館に展示されているウシマンボウの剝製

では、今回のヤリマンボウはこの後どうなるのでしょうか。

同館の学芸員の日比野さんに聞くと、「ゆくゆくは剝製にしたいと思っていますが、すぐには難しいと思います」。

「あれだけ大きいと学芸員でつくるのは難しいので、専門の業者にお願いすることになります。それでも1年くらいかかりますし、何よりもお金がかかります。あの大きさだと、100万円くらいはかかるんじゃないでしょうか……」

100万円……そんなにかかるんですか! 聞けば、いま博物館にはヤリマンボウだけではなく、「剝製待ち」の状態の資料がたくさん保管されているそうです。展示のリニューアル、あるいは特別展の目玉として、予算を立てて適切な個体の剝製をつくってもらっているといいます。話題になったからといって、すぐにファストパスがもらえる訳ではないようです。

「強いて言えば、今回のヤリマンボウを収容したのも、これまで続けてきた資料収集の一環にすぎない」という日比野さん。一体どういうことでしょうか。

「博物館にとって資料収集は至上命題です。珍しいものばかりではなく、いろいろな資料をバランスよく集めていく。そんな地道な活動を続けるのが、博物館だと思っています」

自然史の世界では、小さいも大きいもなく、本来どんなものにも価値がある、という日比野さん。

「でも、学芸員がすべてを網羅するのは現実的に難しいです。そんなとき、『友の会』の方々の強力なサポートに支えられてきました」

「友の会」とは、この博物館を拠点として活動する、自然史好きの地域の人々などが属する「自然史友の会」のこと。前身となる北九州市立自然史博物館の創設の礎となり、地道な資料収集に尽力してきた団体です。日比野さんに博物館を案内してもらうと、あんな化石やこんな資料、「友の会」の会員からの寄贈品がたくさんみられます。

いのちのたび博物館
いのちのたび博物館

会の発足から40年近くが経ったいまも、水生生物や植物など、ジャンルごとに7つの研究部会が運営され、会員たちが研究成果を発表する会誌も発行されています。取材したこの日も、小学生の男の子が新しく研究部会に入会していました。

今回の澤井さんの講演会や、ヤリマンボウの解剖に参加していたのも、この「友の会」の会員の方たち。研究者とこんなに近い関係で、ともに研究活動をしている博物館は、日本では珍しいと日比野さんはいいます。

「こうした活動が根付き、維持されていることが、この博物館の魅力だと思います」

ヤリマンボウ、いつかまた

ヤリマンボウを追いかけて北九州にたどりついたら、博物館を支える学芸員や自然史を愛する人々の情熱に触れることになりました。いのちのたび博物館では、シーラカンスの種類の多さや、摩訶不思議なアンモナイトの形に驚き、そしてたくさんの「本物」の資料に出合えます。そのひとつひとつに、彼ら彼女らの探究心が詰まっています。

ヤリマンボウ、いつかまた
ヤリマンボウ、いつかまた

お客さんがヤリマンボウの剝製を目にできるのはもう少し先になりそうですが、いつか再び出合えることを祈りつつ、空港に向かう列車に飛び乗ったのでした。

ちなみに、日比野さんの専門は「ウナギの仲間」だそうです。自身の研究の話になると、マンボウのときの数倍目が輝く日比野さんが印象的でした。

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