話題
「リスニング四天王」を描いて応援! 鳥取駅から受験応援メッセージ
大学入試2次試験を前にした2月下旬、鳥取駅に手書きのメッセージが設置されました。
話題
大学入試2次試験を前にした2月下旬、鳥取駅に手書きのメッセージが設置されました。
大学入試2次試験を前にした2月下旬、鳥取駅に手書きのメッセージが設置されました。「ガンバレ受験生!!」の文字と一緒に描かれているのは、センター試験の英語のリスニング問題に登場した「リスニング四天王」と呼ばれているキャラクターです。描いた駅員に話を聞きました。
2月23日に鳥取駅の改札付近に設置されたホワイトボード。
センター試験に登場して「リスニング四天王」として話題になった、野菜や果物に手足が生えた4体のキャラクターと、駅員3人が描かれており、こんなメッセージが記されています。
ツイッターでこのホワイトボードが紹介されると、「絵心ある駅員さんの力作ですね」「いろんな意味でプロだ」といったコメントが寄せられ、話題になっています。
25日まで掲出されていたというこのイラスト。描いたのは、鳥取駅の駅員で主にみどりの窓口できっぷの販売を担当している小畠美由紀さんです。
なぜ「リスニング四天王」を描こうと思ったのか? 制作の経緯について話を聞きました。
――このメッセージを描いた狙いを教えてください
センター試験の際にもメッセージを掲出し、今度は大学の2次試験ということで、受験に挑む方々に向けてエールを込めて作成しました。
――センター試験のリスニング問題に登場したキャラクターを描いた理由は
今年のセンター試験を体験した受験生になじみがあり、親しまれていると考えたからです。
――描く上で工夫した点や苦労した点は
合格へのエールを送りつつ、緊張感を和らげるよう、にぎやかでゆるい内容を目指しました。キャラクターの使用にあたっては大学入試センターさんの承諾をいただきました。
苦労した点は特にありませんが、キュウリが太すぎて瓜っぽくなってしまったのが若干の心残りです(笑)。
――鳥取駅といえば、過去にも話題になったメッセージがありますが、小畠さんが描いたものですか
はい、そうです。
――メッセージを掲出するタイミングは
年末年始やGW、お盆の帰省のシーズンや、受験・入学・卒業・総体など学校行事のタイミングに合わせて掲出しています。
――今回も話題になったことについては
伝えたい層にしっかり伝わっていて、率直に嬉しく思います。また、今回や過去のメッセージをきっかけに「鳥取駅ってあたたかいな」「鳥取に行ってみたい」という反応をいただいており、とても光栄で喜ばしいことだと感じています。
1/12枚