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禁止から一転、「シャウエッセン」がレンジ調理解禁 日本ハムに聞く
日本ハムのウィンナー「シャウエッセン」のレンジ調理が解禁されたことが、ネット上で注目を集めています。
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日本ハムのウィンナー「シャウエッセン」のレンジ調理が解禁されたことが、ネット上で注目を集めています。
日本ハムのウィンナー「シャウエッセン」のレンジ調理が“解禁”されたことが、ネット上で注目を集めています。これまでパッケージ裏面に控えるよう注意書きがあったのに、なぜ一転したのか? 製法や味に変化はあったのか? 日本ハムを取材しました。
日本ハムが15日、ホームページ上でこんなコメントを出しました。
ツイッター上でこのコメントが紹介されると、「単身赴任のおじさんには感激のお知らせ」「普通にレンチンしてた」「でもやっぱりボイルして食べるのが好き」といったコメントが寄せられ、話題になっています。
以前のパッケージ裏面を見ると、「皮が破れる恐れがありますので、電子レンジやオーブンでの加熱はお控えください」とあります。
2月上旬から順次新しいパッケージに切り替わっており、「電子レンジの場合」という項目が追加され、ウィンナーの本数やワット数に応じた目安の調理時間が記されています。
シャウエッセンは発売から35年目を迎えたロングセラー。シェアの2割近くを占める人気商品ですが、購入者の過半数が50~60代だといいます。
レンジ調理解禁の背景には、時短ニーズに加えて、より手軽に調理できることを若年層にアピールする狙いもあるようです。
解禁にあたって商品は従来のままで、このための改良などはしていません。何度も調理時間を検証して目安を記したそうです。
他の調理法と比べて、味に変化はあるのか? 日本ハムのマーケティング推進部の担当者はこう説明します。
「シャウエッセンのおすすめの調理法は『黄金の3分ボイル』ですが、ひと口食べるとあふれてくるおいしい『音』、たしかな『食感』、とびだす『旨み』をレンジ調理でも味わうことができます。脂が閉じ込められやや濃厚な味わいなため、特におつまみ向きです」
話題になったことについては、こう話します。
「単に電子レンジ調理OKという打ち出しではなく、『シャウ・レンチン!』というワードを強く打ち出し、禁止していた調理方法を『手のひら返し』と表現しました。レンジOKという情報がお客様にとって有益な情報なので話題になったと認識しています」
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