
今回の登場人物
猫渕渉
42歳の企画部部長。長年の経験で築いた人脈とそつのない仕事ぶりに定評あり。趣味は読書、お酒、料理。
菱乃木賢悟
事業推進部所属の32歳。新たな価値とガジェットを創造し続ける天才肌のメカニック。趣味は工作と家電新製品チェック。
菅原数臣
37歳の事業推進部部長。経理担当として経験豊富なうえ、ソフトウェア分野にも精通。趣味は数学、ミルクパズル、資産運用。

猫渕
菱乃木
菅原
猫渕
菱乃木
一方で、過剰摂取によるカフェイン中毒のニュースも国内・海外問わず見受けられます。適切な量や使い方とはどのようなものでしょうか?国立精神・神経医療研究センターで精神科医を務める松本俊彦氏に話をききました。

カフェインは薬物の一種
菅原
さっそくですが、カフェインとは医学的にはどのように見なされているのでしょうか?
松本
そもそも…というところですが、依存性の薬物の一種です。
猫渕
菱乃木
松本
菅原
松本
逆に「ダウナー系」は気分を落ち着かせる作用があります。

猫渕
うーん、依存性って言葉がどうにも気になるなぁ。
松本

菱乃木
まあ、ボクはエナジードリンク派だけど!
松本
菅原
問題は現代の私たちが先人のようにうまくつきあえているか、という点ですね。
摂取量を適切にコントロールして効果を出す
松本
猫渕
松本

菱乃木
松本

菅原
ふむ、それくらいは日ごろから飲んでいますね。
松本
摂取が1000mgを越えると不整脈や手の震えなどが発症し、5000mgを越えると死亡するという説もあります。
不整脈や震えが出た時点で摂取量が過剰である証拠なので、控えるようにしましょう。
菱乃木
ボクはさすがに不整脈や震えの経験はないよ。
松本
カフェインは耐性が付きやすく、同じ効果を得ようとして量が増えていく傾向があります。
猫渕
気をつけてほしいなぁ。
松本

菅原
松本
体力の絶対量を増やすものではないので、使った分は後から疲労として返ってきます。
菱乃木
そう言われるとちょっと気をつけようって思うかも。
いざという時に返済期限がきてぐったりしちゃったら困るし!
松本
一定の間隔をあけて利用することで量と効果はコントロールすることができます。
菅原
しばらく控えることで耐性を戻すことができるのは朗報ですね。

松本
菱乃木
目指せ、前借りしない健康経営!