
今回の登場人物
朝日奈彬
営業部所属の28歳。高いコミュニケーション能力とポジティブシンキングが長所。趣味はテニス、スキー、サーフィン、ランニング。
大神勇人
営業部所属の24歳。物怖じせずに相手の懐に飛び込む姿勢とフットワークの軽さが自慢。趣味はカラオケと祭。
夕永俊介
企画部所属の30歳。鋭い視点の持ち主でデータ分析やコンセプトデザインが得意分野。趣味はひとりキャンプと植物画。

大神
朝日奈
夕永
大神
サラリーマンにとって忘年会も仕事なんすよね!
朝日奈
夕永

忘年会も時代に合わせて変わってきている
大神
サラリーマンと飲み会は切っても切れない関係っすよね!
栗田
世の中で、「○○ハラスメント」という言葉が増え、働き方改革を推進する企業が増える中で、企業内の「飲み方」改革も進んでいるように感じます。
朝日奈
栗田
上司の武勇伝をひたすら聞く場だったり、宴会芸をやらされたりと大変な経験をした人も多いのではないでしょうか。

夕永
栗田
現在では「その年にあったことを忘れる」という意味の忘年という使われ方がメインですが、実は、年齢差を忘れて無礼講に付き合うと言う意味での「歳忘れ」の意味もあったようです。
大神
栗田
朝日奈
栗田
でも、私は絶対に開催した方がいいと思いますし、参加した方いいと思います!
夕永
栗田
そのうちの3つの欲求を満たすことができることがおすすめの理由です。
アメリカの心理学者マズローによって提唱された、人間の欲求は以下の5段階からなるという説。 1)生理的欲求、2)安全の欲求、3)社会的欲求(所属と愛情の欲求)、4)自我の欲求(尊厳と地位の欲求)、5)自己実現の欲求。 この5段階の欲求は、1)を底辺としたピラミッド型として表され、1)→5)の順で欲求のレベルが高次になるとされる。より低次の欲求が満たされることによって、順により高いレベルの欲求が生じ、最終的には自己実現への欲求が生じるとされる。
栗田
上司や同僚のことを知ることで理解し合えるという点です。普段接しない人と接することで、新しいコネクションができ、補い合うことで組織をより強くすることができます。
また、成功話だけでなく失敗談の共有をすることで戦友に近い感情が芽生えることもあります。
大神
お酒が入ってリラックスするからか、仕事場ではできないような話がきけて、ぐっと距離が縮まるっすよね。
栗田
最近の若い人の離職率の一つの原因が「いいね」がもらえないからだと言われています。依頼した業務を完遂したのに「上司がほめてくれない」と思う人が多いようです。ベテラン社員からしたら当たり前の話なので、日常の業務の中で個別に褒めるまでもないというのが正直なところですが、日常の積み重ねがこういった場では評価されたりします。日本人ですと感情を出すのが苦手な人も多いので、褒めるのが苦手というベテランの方には、後輩や部下をぜひ褒めてあげる場にしてもらいたいです。
朝日奈
栗田
なりたい自分になれるということです。普段の生活や業務の中で、将来の夢や希望を語る機会はほとんどないのではないかと思います。普段言えないようなアイデアや職場の改善案をお酒の勢いを借りることで出しやすいですし、聞く側としても聞き流すこともできるので構えずに受けることができます。
夕永
栗田
前々から話しを聞いてみたかったあの人に話かけたり、内に秘めていた希望をそっと上司に話したりする機会として活用してみましょう。

大神
やっぱオレも見習わないと!
栗田
それはそれで大切ですが、ぜひ未来に向けた話をする会にしていってもらえたらと思います。
夢や希望を語り、よりよい新年にしていける会にしていきましょう。
朝日奈
前向きで楽しい会にしたいと思います!