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天才の発想!「CMを挟むしおり」 読書を楽しめる逸品、作者に聞いた
本をどこまで読んだかわかるように挟んでおく「しおり」。その新しい活用方法とは?
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本をどこまで読んだかわかるように挟んでおく「しおり」。その新しい活用方法とは?
本をどこまで読んだかわかるように挟んでおく「しおり」。その新しい活用方法を提案した作品が、ネット上で注目を集めています。その名も「CMを挟むしおり」。これを挟むことで、読み進めていた本の途中でCMが始まったかのような気分になれるのです。制作の経緯を作者に聞きました。
今月17日、「CMを挟むしおり」というタイトルでツイッター投稿された画像。読みかけの本にしおりが挟んである様子が映っています。
挟むことで本文を隠すかたちになりますが、しおり自体に文章が書かれているため、続けて読むことができます。
書かれている文章は、以下の通りです。
CMを挟むしおり pic.twitter.com/ACTS17yJoh
— 有村泰志 (@15424578268) 2018年11月16日
しおりを挟むことで、まるで本の途中でCMが流れてきたように読める仕掛けが施されているのです。
この投稿に対して、「全てにおいて完璧なしおり」「思いつきそうで思いつかなかった天才的なアイデア」「CM終わったら話飛んでるやん」といったコメントが寄せられ、リツイートは6万、いいねは20万を超えています。
制作したのは、東京都在住のグラフィックデザイナー・有村泰志さんです。どういった経緯で生み出された作品なのか? 詳しく話を聞きました。
感情色鉛筆 pic.twitter.com/udyzirLGnI
— 有村泰志 (@15424578268) 2018年11月7日
――「CMを挟むしおり」のアイデアはどのようにしてひらめいたのでしょうか
読書をしていたときに何げなく使ったしおりを見て、「新しい活用方法って何かないかな」と思ったのがキッカケです。
本の途中に挟んで目印にするという地味な役割なだけに、これまでスポットライトを浴びてこなかった道具だと思うので、まだ手付かずというか、アイデア次第で全く新しいものが生まれそうだと思い、制作に至りました。
文学パズル pic.twitter.com/EHbRepHvqk
— 有村泰志 (@15424578268) 2018年11月1日
――CMの内容はどのようにして考えたのでしょうか
有名なアメリカンジョークを引用しています。たった数行で読者を惹きつけるにはアメリカンジョークが一番適していると思いました。制作にあたっては、ラジオCMを意識しています。
――商品化の予定は
いくつかCM内容のパターンを考えて販売したいなと思っています。
雨味の飴(全6種) pic.twitter.com/ykmfCp5e6L
— 有村泰志 (@15424578268) 2018年9月23日
――オススメの使い方があれば
テレビCMやラジオCMって、ちょっとした休憩時間としての役割もあると思います。このしおりも同じように、ちょっとコーヒーブレイクしたいときなんかに、CMを挟む感覚で使っていただければと思ってます。
――多くの反響が寄せられていることについては
皆さんに楽しんでいただけて嬉しい限りです!
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