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「パタパタ表示機」今までありがとう 仙台空港の動画に懐かしむ声が
仙台国際空港で先月27日、長らく親しまれてきた「反転フラップ式案内表示機」が役目を終えました。
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仙台国際空港で先月27日、長らく親しまれてきた「反転フラップ式案内表示機」が役目を終えました。
仙台国際空港で先月27日、長らく親しまれてきた「反転フラップ式案内表示機」が役目を終えました。通称パタパタと呼ばれる案内板で、ツイッターに投稿された動画には惜しむ声が続々寄せられています。空港の広報担当者に話を聞きました。
先月26日、仙台国際空港のツイッターアカウントがこんな投稿をしました。
動画には、便名や行き先、出発時間などのパネルがパタパタと動いて切り替わる様子が映っています。
この動画に対して、「飛行場といえばパタパタですよね」「ザ・ベストテンみたいで昭和感あってよかった」「博物館とかで保存して欲しい」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万、いいねは1万7千を超えています。
長い間、皆様に親しまれてきたパタパタ(反転フラップ式)案内表示機が、27日をもって役目を終えることになりました。
— 仙台国際空港株式会社 (@sendai_a_s) 2018年10月26日
ピア棟の供用が始まる28日からは、リアルタイムに情報提供するデジタルサイネージ式(4言語)へと刷新いたします。
懐かしさを感じるパタパタ。その最後の姿を是非ご覧ください。 pic.twitter.com/QCDi5ubc8t
「新たな旅客搭乗施設『ピア棟』が先月28日に供用開始になったタイミングで、空港全体の発着案内表示システムを刷新しました」と空港の広報担当者。
現在のターミナルビルがオープンした1997年から使い続けてきたパタパタ。端末にデータを入力するとモーターが動き、パタパタ動いて反映される仕組みですが、新たな就航先が決まった際などにパネルを準備して取り付けるといった手間がかかっていました。
新しい発着案内表示システムはデジタルサイネージになったため、情報がリアルタイムで反映できるそうです。
役目を終える前に、実際に動いている様子を見てもらおうと投稿した動画が話題になったことについて、担当者はこう話します。
「反響の大きさに驚いています。さみしさもありますが、見やすくリアルタイムで表示できるようになったので、その便利さを感じていただけるとうれしいです」