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お金と仕事

結婚は嗜好品? 現代でも本気なら結婚相談所! アプリはうーん…

目次

サラリーマンの日々をキャラ化した「城崎広告」のメンバーが日頃感じている疑問を、withnews編集部がフカボリ取材する「会社員のモヤモヤ」。48回目は「婚活」についてです。
城崎広告
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今回の登場人物

夕永俊介
企画部所属の30歳。鋭い視点の持ち主でデータ分析やコンセプトデザインが得意分野。趣味はひとりキャンプと植物画。

 

倉知蓮
事業推進部所属の26歳。独特のセンスを発揮するビジュアルデザイナー。趣味はネットサーフィンとアイドル。

 

朝日奈彬
営業部所属の28歳。高いコミュニケーション能力とポジティブシンキングが長所。趣味はテニス、スキー、サーフィン、ランニング。

婚活をしている人、周りにいますか?「してます!」と表明している人が少ないだけで、実は多いのではないでしょうか。
昔は多かったお見合い結婚を最近聞く機会はほぼ無くなりましたが、マッチングアプリに代表されるインターネットやアプリを使った婚活が当たり前になっています。

 

夕永

まさか朝日奈がそこまで婚活について考えていたとは……

 

倉知

同期の結婚式きっかけっていうのがまたリアルですよね。

 

朝日奈

たまたま話題になっただけだよ。
ほら俺たちもそういうことが気になり始める世代なんだなって。

 

夕永

たしかに、なんだかんだ忙しくて出会いの機会もなくなってきたからな。

 

倉知

先に結婚するのはだいたい学生時代からつきあってるカップルだったりするんですよね。

 

朝日奈

いつかお世話になるかもしれないし、いい機会だから今回はこの件について取材してもらおう!
このように手段が増えるなか、何を使うのがおすすめなのでしょうか?
恋愛結婚学研究所・所長で恋愛・婚活に勝つための情報サイト「愛カツ」の初代編集長、新上 幸二さんに話を聞きました。
新上 幸二さん
 

結婚はコスパが悪い…?

 

夕永

新上さん、本日はよろしくお願いします。
本日は婚活についてお話を伺いたいのですが。

 

新上

よろしくお願いします!

 

新上

最近の婚活事情について、まず簡単に説明させていただきます。
少し前から言われていたことですが、結婚に対する考え方が変わってきています。

 

朝日奈

なんとなく肌感覚で感じていることでもありそうですが、どんな変化なんでしょうか?

 

新上

それこそ私が子どもの頃は、就職して一人前になったらすぐに「結婚するのが当たり前」でした。
当時はそのような風潮に対して、疑問を持つ人もほぼいませんでした。
出典: Photo-ac

 

夕永

たしかに、親世代の話をきくと、婚期が早くて驚きます。

 

新上

近年は将来の先行きも不安、ライフスタイルもさまざま……
そうすると結婚を「コスパ」で捉える人が多くなってきました。

 

朝日奈

結婚のコスパ、ですか……なんだか世知辛いですね。

 

新上

そうですね…。

 

新上

自分にとってのメリット、デメリットを考えすぎてしまい、結婚を決断できない人が増えています。
特に都市部では、結婚は「お金」と「精神的な余裕」がある、一部の層にとっての、嗜好品になっているとさえ感じます。

 

夕永

結婚が嗜好品になる時代、と言われるとドキッとしますが、たしかにおれも自分事としてはあまり考えられてないですね。

今のおすすめは「結婚相談所」

 

新上

では、今おすすめの婚活方法は何でしょうか?
本気で「結婚をしたい」と思うなら、「結婚相談所」が一番です。

 

倉知

えっ、なんだか王道というか……ちょっと固いイメージがありますが。

 

新上

一言に結婚相談所と言ってもいろいろなスタイルがあります。

インターネット上のシステムを介して、異性からの申し込みを待つだけのものもあれば、専任のアドバイザーがついて、紹介をしてくれるだけではなく、アドバイスをしてくれるものもあります。

 

朝日奈

同期の間でも、最近いろいろなタイプの相談所があると話題になりました。
それらの中でオススメをあげるとすればどんな相談所でしょうか?

 

新上

自分一人で婚活をして、上手く行かなかったわけですから、個人的には客観的に、おせっかいなくらいアドバイスをくれる結婚相談所がいいと思います。

 

夕永

なるほど、一理ありますね。

 

新上

しかし、結婚相談所は時間もお金もそれなりにかかります。
一般的には、入会金、会員期間中の月額会費、そして結婚に至ったときの成果報酬である成婚料、これらの3つが必要です。

 

倉知

やっぱり結婚は嗜好品なのかも、という気持ちになってきました。

 

新上

いきなりそこまでは…という人は、まず婚活パーティーに顔を出してみてはいかがでしょう?

 

朝日奈

そうですね、いきなり入会する勇気がなくても、まずは婚活自体をパーティーで体験してみるのは気軽でよさそうです!

 

新上

そもそもの出会いがない…という人はそれだけで問題が解決する場合もありますし、そうでなくても「結婚願望」がある人が集まるところに顔を出すだけでも立派な一歩です。

 

夕永

まずは一歩を踏み出すことが大切なんですね。

 

新上

また、最近では共通の趣味を持つ人が参加する婚活パーティーなどもありますよ。

 

倉知

おれ、その辺はちょっと興味あるんですよね……

マッチングサービス、相席系居酒屋はおすすめではない

 

新上

逆に今、あまりおすすめできないのは、相席系居酒屋やラウンジです。

 

朝日奈

オシャレで入りやすいイメージがありますが……?

 

新上

女性は無料で飲食できるところが多く、飲食自体を目的として来店している人も実は多かったりします。そのため、そもそも恋愛や結婚に発展するケースは少ないのではないでしょうか。

 

夕永

朝日奈のような積極的にコミュニケーションがとれるタイプは楽しい時間を過ごせるのかもしれないんだがな。

 

倉知

いろいろな目的の人がいる場だけに成婚率でいうと、ということですね。

 

新上

また、最近増えているマッチングアプリですが、これもあまりおすすめしません。

サービスによってそれぞれ特性があり、一概には言えませんが、結婚よりは恋愛や恋人探しに特化していると感じます。
出典: Photo-ac

 

朝日奈

同期の間では実際に使ってる人も結構いましたけど、結婚に向けてという感じはあまり強くないみたいでした。

 

新上

ただ、まずは気軽に出会いから、ということであれば、使ってみて損はないと思いますよ。

 

夕永

結婚の手前には出会いや交際という過程があるのが普通ですしね。

 

新上

最後に、婚活で悩んでいる方のお話を聞くと、結婚生活についての具体的なイメージが固まっていない人が多いと感じます。
「どのような家庭を築きたいのか」「どういうパートナーと一緒にいるのが幸せか」といったビジョンが曖昧なために、婚活で迷走する人をよく見かけます。

 

倉知

おれはまだ婚活とか全然意識してないですけど、結婚生活のビジョンなんて正直想像もつかないです……

 

夕永

結婚はゴールではなくスタートということですよね。

 

新上

婚活の方法・手段については、今回の記事を参考にしていただきたいですが、まずはご自身の「結婚生活のイメージ」を明確にして、結婚を目指していただければと思います。

 

朝日奈

現実になるのはもう少し先になりそうですが……大変勉強になりました! お話ありがとうございました!
■今回話をきいた人
 
新上 幸二
初代愛カツ編集長、恋愛結婚学研究所・所長。インターネットメディア開発・運営の実績多数。電子書籍出版事業では、手がけた書籍が売上ランキング1位を多数獲得。恋愛や結婚を統計学や医学の視点から分析・研究する。恋愛カウンセラーとしても活躍し、理論と実践両面から恋愛に悩む方を支援する。
 
◆恋愛・婚活に勝つための情報サイト「愛カツ」
https://aikatu.jp/
 

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