
今回の登場人物
朝日奈彬
営業部所属の28歳。高いコミュニケーション能力とポジティブシンキングが長所。趣味はテニス、スキー、サーフィン、ランニング。
大神勇人
営業部所属の24歳。物怖じせずに相手の懐に飛び込む姿勢とフットワークの軽さが自慢。趣味はカラオケと祭。
水上芳樹
企画部所属の33歳。妥協を許さぬ審美眼の持ち主で、広報やアートディレクションでも手腕を発揮。趣味はおうちエステと観劇。

暑さも落ち着いてきて過ごしやすくなってくる中で、アウトドアでのレクリエーションを実施する会社も多いかと思います。今年は少し趣向を変えて、心も体もあたたまるほっこりとした芋煮会を取り入れてみてはいかがでしょうか?
朝日奈
水上
大神
けどうちの近くはやってなかったんで、やっぱりよく知らないんすよ。
水上
よし、それじゃいいい機会だし、今回は芋煮会について取材してもらおうか。
現代のような形になったのは明治から
朝日奈
大神
そもそも、いつ頃からどこで始まったものなんすか?

文化くらし報道部
文化くらし報道部
一説として、山形県東村山郡中山町の長崎という地域の付近が最上川水運における終点となっており、その付近で船頭たちが始めたのが起源といわれています。
水上
水運とゆかりがあったんですね。

文化くらし報道部
朝日奈
大神
文化くらし報道部
水上
その流れがあって、芋煮会といえば河原が定番化したのでしょうか。
文化くらし報道部
旧陸軍の歩兵連隊が設営されており、夜間演習の際に河川敷で大鍋を囲んだり、現山形大学の学生が寄宿舎の大鍋を使って芋煮を楽しんだりもするようになり、現代のような形の大元に辿りついたようです。
朝日奈
文化くらし報道部
その後一般に広がり、女性や子どもも参加するようになっていく中で、夜の酒宴から昼間の行事に変化していき、現在のような形になっていったそうです。

大神
作り方も材料もシンプル
文化くらし報道部
朝日奈
主役はサトイモですよね?
文化くらし報道部
「サトイモ」の他にも、各家庭や地域によって差がありますが、ベーシックなものとしては「牛肉」「ネギ」「こんにゃく」です。「大根」「ごぼう」「しめじ」「豆腐」を入れたりする家庭もあるようです。
大神
味付けはどんな感じなんすか?
水上
味付けも多彩になっていると思います。
文化くらし報道部
大神
朝日奈
文化くらし報道部
1)皮をむいたサトイモとちぎったこんにゃくを水と一緒に鍋に入れる
2)醬油等の調味料、もしくは味噌で味付けをする
3)肉やその他の材料を入れる
4)芋がやわらかくなるまで煮る

大神
芋煮に制限はない
朝日奈
芋煮会として成立するためには他に何か決まりやルール、定義があるんでしょうか?
文化くらし報道部
とはいえ、定められた明確なルールがあるわけでは無さそうですので、あなたなりの「芋煮会」を開催してみるのがよいのではないでしょうか!
水上

文化くらし報道部
大神